ここでは、性感染症(性病)検査の概要について説明します。あなたがこれから何かの性感染症検査を受けようとするとき、どんな検査をされるのか、予備知識としてお読みください。

性感染症(性病)検査には、大きく分けて4つの方法があります。①血液検査 ②尿検査 ③分泌物検査 ④視診 この4つです。それぞれがどんな検査方法なのか、その概要を説明します。

1.分泌物検査

尿道や膣の分泌物採取には、カルボーターと言う細い綿棒が使われます。この綿棒に分泌物を付着させて採取します。では、採取する場所ごとに、その採取方法を説明します。いずれの場合にも、採取した分泌物の中に病原体が含まれているかどうかを検査します。

◇喉(のど)から分泌物を採取する
扁桃腺のあたりにカルボーターを強くこすりつけ、喉の分泌物を採取します。

適用する主な性感染症  

クラミジア感染症

淋菌感染症

性器ヘルペスなど

 

◇膣から分泌物を採取する
最初に、大きな綿棒で膣の入口、周辺の余分な粘液をぬぐい取ります。次にカルボーターを1cmから2cmほど膣の中に入れて、10秒から30秒ほど回転させて膣分泌物を付着させます。カルボーターを取り出すときは、膣口の表面に触れないように注意します。

適用する主な性感染症 

クラミジア感染症

淋菌感染症

非クラミジア性非淋菌性尿道炎

性器カンジダ症

トリコモナス症など

 

◇尿道から分泌物を採取する
尿道から分泌物を採取するときは、採取前2時間は排尿しないようにします。尿道内の細菌が尿といっしょに出てしまうからです。2時間すれば、尿道内に増殖します。カルボーターを尿道の入り口から2cmから4cmほど入れて、一方向にゆっくり回転させて尿道の分泌物を採取します。

適用する主な性感染症 

クラミジア感染症

淋菌感染症

非クラミジア性非淋菌性感染症など

 

◇患部から分泌物を採取する
水泡や潰瘍が出来ている部分の分泌物を採取して検査します。膿のように患部から出てくる分泌物や、イボを切開して中の組織を採取する場合もあります。

適用する主な性感染症 

性器ヘルペス

尖圭コンジローマなど

 

2.尿検査

性感染症で尿を採取する場合には初尿から採取します。初尿とは、オシッコの出始めの尿のことです。尿道内に繁殖した細菌を調べるため、初尿を逃がすと、2時間以上待ってから再度尿検査を行います。これは、尿道がオシッコで洗われて細菌の数が減って しまうためです。2時間以上待てば、また尿道内に細菌が繁殖するため尿検査が可能になります。

適用する主な性感染症 

クラミジア感染症

淋菌感染症

トリコモナス症など

 

3.血液検査

性感染症で血液検査を行う場合には、2種類の方法があります。1つ目は、抗原検査と呼ばれる方法です。これは外部から体内に侵入してきた病原体そのものを見つける方法です。2つ目は抗体検査と呼ばれる方法です。この方法は、直接病原体を検出する方法ではありません。抗原に対抗して駆除しようと免疫細胞が作り出した抗体を見つける方法です。1つの抗原に対して1種類の抗体しか産生されないため、この検査で抗体が見つかれば抗原が特定出来ます。

適用する主な性感染症 

HIV

梅毒

成人T細胞白血病

C型肝炎・B型肝炎など

 

4.視診

医師が目で見て診察する方法です。疥癬、ケジラミ症などは症状が非常に特徴的であり、患部を拡大鏡で視診すれば病名を特定することが出来ます。また、尖圭コンジローマや梅毒、性器ヘルペスなどのイボ、しこり、ブツブツの出来方は特徴があるので医師が目で見れば病気が分かります。症状や状況に応じて視診と血液検査や分泌物検査などを併用することもあります。

適用する主な性感染症 

疥癬

ケジラミ症

尖圭コンジローマ

性器ヘルペスなど

 

以上が性感染症(性病)検査の概要です。だいたいのイメージがお分かり頂けたでしょうか。

クラミジア感染症、淋菌感染症など、自覚症状があまり出ない性感染症があります。あなたが少しでも怪しいと思ったら、自分から検査を受けないと感染が分かりません。そのままに放置しておくと、感染はどんどん進むし、大事な人にうつしてしまうかも知れません。

そして、何と言っても一番気になるのはHIV感染です。HIV感染はエイズ発症前に検査で見つけることがあなたの命を救うことになります。HIVも自覚症状がない性感染症ですから、あなたに思い当たる経験があれば念のためにHIV検査を受けることをお勧め致します。何か症状が出たときは、すでにエイズを発症している危険があります。

性感染症の検査ですが、クリニックに行くと医師のドクハラが怖い、保健所の対面検査は嫌だ、あるいは時間的な余裕があまりない、こんな理由であなたが検査をためらっているのなら、検査キットを使う方法もあります。

自宅で誰にも知られず、あなたの都合で検査が出来ます。しかも、主要な性感染症はズラリと検査可能です。

*やはりHIVは一番気になるし、この際まとめて5種類検査。
■STD研究所 STDチェッカー TypeE(男性用女性用
HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎 代表的な5つの性感染症がまとめて検査可能です。

*もっとも感染者が多く、しかも自覚症状が少ない性感染症です。
■STD研究所 STDチェッカー TypeP(男性用女性用
クラミジア・淋菌・クラミジア(のど)・淋菌(のど) やっかいな咽頭感染の検査も可能です。

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