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このページでは、性感染症(性病)を引き起こす病原体についてお話しましょう。

「性感染症とは」のページにも書きましたが、性行為で感染していく微生物は全部で30種類くらいあるそうです。それらは、次の4種類に分類することが出来ます。

◆ウイルス ◆細菌 ◆真菌 ◆寄生虫/原虫

つまり、この4種類の微生物が性感染症(性病)の病原体なのです。(ウイルスは生物学上は生物とは言えないと言う説もあります)

さて、それぞれはどんなものでしょうか。簡単に説明していきます。そんなことを知らなくても日常生活に支障はありませんが、一般常識の話題だと思って読んで下さい。

◇性感染症(性病)の病原体「ウイルス編」

まずはウイルスからお話しましょう。性感染症を引き起こすウイルスとしてはどんなものがあるでしょうか。主なものをざっとあげてみます。

◇HIV・・・ヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus)言うまでもなくエイズを引き起こすウイルスです。

◇HTLV・・・ヒトTリンパ好性ウイルス(Human T-lymphotropic Virus)成人T細胞白血病を引き起こすウイルスです。

◇HPV・・・ヒトパピローマウイルス(Human papillomavirus)尖圭コンジローマの原因となるウイルスです。

◇HSV・・・単純ヘルペスウイルス(Herpes simplex virus)性器ヘルペスの原因となるウイルスです。

◇HBV・・・B型肝炎ウイルス(Hepatitis B Virus)B型肝炎の原因となるウイルスです。

こういったウイルスが性感染症(性病)を引き起こす原因となっています。これ以外にも、皆さんや私がよく知っている感染症の原因となっているウイルスには、次のようなものがあります。

◇ノロウイルス・・・胃腸炎

◇A,B,C型インフルエンザウイルス・・・インフルエンザ

◇日本脳炎ウイルス・・・日本脳炎

◇B型・C型肝炎ウイルス・・・ウイルス性肝炎

◇狂犬病ウイルス・・・狂犬病

他にもまだまだ沢山ありますが、こういったものがウイルスを病原体とする感染症です。

これらのウイルスは、直径が25nmから350nmで非常に小さいのです。nm(ナノメートル)と言う単位、お分かりでしょうか。めったにお目にかかることがありませんね。1nmは、 1mmの百万分の一です。ですから、当然ウイルスは肉眼では見えないし、普通の高倍率の顕微鏡でも見えません。電子顕微鏡でないと見えないのです。

電子顕微鏡で見たウイルスがどんなものか、色んなサイトで紹介されています。ちょっと例をご紹介しましょう。

◇ 病原微生物電子顕微鏡写真集 (ウイルス)   広島県感染症情報センター

◇山形県衛生研究所 微生物部 ウイルス電子顕微鏡写真

ご覧頂きましたか? これが電子顕微鏡で見えるウイルスの姿、形です。いかに微小なサイズとは言え、こんなものが自分の体内に侵入して増殖すると想像すると、あまりいい気持ちはしませんね。

このウイルスは、生物学上は生物として認められない、つまり生物ではない、とする説があるのだそうです。それは何故かと言うと、ウイルスは自分自身の細胞を持っていないからです。普通、生物はみな細胞を持ち、これが生命活動の最小単位なのですね。細胞があることによって、生物は自分自身で代謝、分裂、遺伝に関する活動を行うことが出来るのです。

細胞を持たないウイルスは、こういった生命活動の基本的なことが自分の力だけでは出来ません。他の生物に取り付き、その宿主の細胞を利用して活動するのです。このとき、ウイルスは自分の増殖のために宿主の細胞を壊したり変形させたりします。これが様々な病気の原因となるのです。

また、細胞を持たないウイルスの体は、RNAやDNAといった遺伝子の入った核酸と、それを取り巻くカプシドと呼ばれるたんぱく質の殻で出来ています。たった、これだけです。あまりに原始的、単純すぎて、生物とは呼べないレベルと言うわけです。

そして、普通の生物がDNAとRNAと言う2種類の役割の異なる遺伝子を持っているのに対して、ウイルスはDNAか、RNAか、どちらか一方しか遺伝子を持ちません。それで、どちらの遺伝子を持っているかによって、DNAウイルス、RNAウイルスの2種類に分けられています。

それでは、自分の細胞を持たず、遺伝子もDNAかRNAか片方しか持たないウイルスが、どやって増殖していくのか、HIVを例にとって説明してみましょう。私が専門書を読んで理解した範囲で書きますので、分かりにくい点があればご容赦願います。

では、HIVが体内に侵入すると、どうやって増殖していくのか、説明します。まず、HIVに限らずウイルスはみな自己増殖機能がありません。感染して取り付いた細胞をうまく利用してどんどん自分のコピーを作って増えていくのです。

でも、ウイルスはどんな細胞にも感染できるわけではありません。実は、ウイルスの種類はいろいろとありますが、それぞれのウイルスが感染できる細胞は限定されていて、それ以外の細胞には感染出来ないのです。ウイルスが細胞内に入れない、と言ったほうがいいかも知れません。

ウイルスが感染しようとする細胞の中に入るには、細胞の表面にそのウイルス用の目印、足がかりとなる構造物が必ず必要なのです。例えて言うなら、ウイルスはカギを1個持っています。そして、細胞にはカギ穴が1個あります。このウイルスのカギで開いてしまうカギ穴を持った細胞に感染することが出来るのです。カギ穴が合わなければ、ウイルスは細胞内に侵入することは出来ません。

HIVの場合には、人間の免疫部隊の司令塔であるヘルパーT細胞に取り付くのです。ヘルパーT細胞には、CD4と呼ばれる目印が表面にあって、このCD4 めがけてHIVが襲ってくるのです。HIVのカギは、CD4と言うカギ穴とピッタリ、合ってしまうのです。そして、ヘルパーT細胞の中にまんまと入りこんだHIVは、自分の遺伝物質をヘルパーT細胞の中に挿入します。

HIVはRANウィルスと呼ばれ、遺伝子はRNAしか持っていません。生物はDNDとRNAの2種類の遺伝子を持っているのですが、先ほども書いたように、ウィルスには RNAかDNAか、どちらか1種類しかないのです。そしてHIVはRNAだけを持っています。このRNAをヘルパーT細胞の中へ送り込むのです。

そして、HIVのRNA情報をヘルパーT細胞のDNAへコピーします。DNAを持たないHIVはこうしてヘルパーT細胞のDNAを利用して自分の複製を作ろうとするのです。

HIVの情報を書き込まれてしまったヘルパーT細胞は、どんどんHIVのパーツを作り始めます。あたかもHIVの遺伝子と言う設計図を与えられた部品製造工場みたいになってしまうのです。そして、次々と出来上がってくるパーツは細胞内で組み立てられ、新たなHIVが複製されていきます。

ひとつの細胞から1000個以上のHIVが複製されるのです。そして、それらの複製されたHIVは次の感染先に取り付きます。従って、この増殖スピードはそら恐ろしいものがあります。感染初期に1日で10億から100億個もHIVが増えるのはこういった増え方をするからです。そして、HIVの複製を作らされてしまったヘルパーT細胞は、最後は破壊されてしまいます。

では、司令塔であるヘルパーT細胞のこの悲惨なやられ方を他の免疫部隊は援けに行かないのでしょうか。実は、行きたくても行けないのです。免疫細胞である、キラーT細胞も、B細胞も、司令塔であるヘルパーT細胞からの指示が来ないので見殺しにするしかないのです。こうしてHIVはヘルパーT細胞という司令塔を次々に攻撃し、自分のコピーを作っては増殖しながら、侵入した細胞を壊していきます。

しかし、人間の免疫系も、HIVが侵入してから数週間後に抗体を作って対抗します。ヘルパーT細胞は次々と破壊されるのですが、同時にまた新しいヘルパーT細胞が誕生もします。こちらも一日に何十億というヘルパーT細胞を作って応戦するのです。

しかし、この戦いはやがてHIVが優勢となり、免疫不全へと進行してしまいます。5年、10年と長い戦いになることもあるのですが、残念で悲しいことに、最後には必ずHIVが勝ってしまうのです。ただし、現在では抗HIV薬によって、エイズが発症しないように出来ます。体内のHIVをコントロール出来るようになったのです。

いかがでしょうか。HIVを例にとって、ウイルスが人間の体内で増殖していく仕組みを説明しました。要は生物とは言えないような単純な造りのウイルスですが、感染した細胞を巧みに利用して自分のコピーをどんどん作り出していくのです。しかも、HIVに関して言えばエイズ発症までの潜伏期間はとても長く、その間に感染者が増えていきます。潜伏期間を長くすることによって自己増殖を更に図っているように思えます。

最後に、ウイルスが生物か、生物でないか、議論はいまだに続いているそうですが、フランスのノーベル生理学・医学賞受賞者、アンドレ・ルヴォフは次のように言っています。

「ウイルスが生物として見なされるかどうかは、好みの問題だ。ウイルスはウイルスだ!」

ノーベル賞をもらったえらい学者でさえ、こう言ってる訳で、私たち素人の理解が及ぶところではなさそうです。

以上、性感染症(性病)の病原体「ウイルス編」でした。
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