膣トリコモナス症の潜伏期間はどのくらいかご存知ですか?

膣トリコモナス症の潜伏期間はかなり個人差があります。そのために間違った判断をする例があります。

◇こんな例がありました・・・

これはネットの相談サイトで見かけた実例です。ある男性からの相談なのですが、奥さんがトリコモナスに感染しました。おりものが緑色になって、性器にかゆみが出たのです。それで婦人科に行くとトリコモナスに感染していることが判明しました。

男性の奥さんが言うには、

「6日前に旅行に行って露天風呂に入ったので、そこでうつされたのだと思う。」

とご主人である相談者に感染ルートを説明したそうです。

ところがその男性がネットでトリコモナス症を調べてみると、感染から発症までの潜伏期間は10日と書かれてあったのです。これでは奥さんの言う6日前の感染ルートは勘定が合いません。

ご主人は奥さんがもしや旅行以前に誰かと浮気でもしたのではないかと不安になりました。そのご主人は奥さんと結婚する前に他の女性と性行為がありましたが、結婚してからは奥さんだけです。従って結婚してからの2年近くは奥さん以外の女性との性行為はありません。

そしてご主人にはこの2年間、何の自覚症状もなく、ご主人から奥さんにトリコモナスが感染したとは考えられませんでした。それで奥さんの浮気が心配になり、ネットの相談サイトに書き込みをしたのです。

さて、この奥さんは本当は浮気をしてトリコモナス症に感染したのでしょうか。ご主人にウソをついているのでしょうか?

◇膣トリコモナス症の潜伏期間は・・・

ズバリ、正解を先に書きます。膣トリコモナス症の潜伏期間は4日から1ヶ月と非常に幅広くなっています。奥さんの言う6日前に感染した、というのはウソではなく本当に可能性がある話です。

しかし、私が調べた本や医療サイトの中には潜伏期間を10日とか3週間とか書いているものがありました。ご主人がネットで調べたら潜伏期間が10日と書いてあったのはあり得る話なのです。

これは膣トリコモナス症に限らないのですが、性感染症の潜伏期間は調べて見ると情報源によって本当にまちまちです。どのデータを使うかによって異なるのでしょうか。

◇あまり意味がない潜伏期間

そもそも性感染症における潜伏期間はあまり意味がないと私は思います。なぜなら、潜伏期間の個人差が大きいこともありますが、症状そのものが出ないことも多いからです。

膣トリコモナス症にしても男性の場合には感染しても症状が出ないことが多く、女性でもこれといった症状がない場合もあります。そんな自覚症状がない人が、何ヶ月も後に症状が現れたとき、性感染症の本やサイトに出てくる潜伏期間は何の役にも立ちません。

あなたが膣トリコモナス症にいつ感染したのか、これは泌尿器科や婦人科の医師でもはっきり分からないでしょう。感染した場所が尿道ではなく、もっと上体に進み前立腺や精嚢(せいのう)に感染していれば、ある期間が過ぎていると分かるのかも知れません。それでも正確な感染時期は分からないと思います。

実はトリコモナスに限らず、クラミジアや淋菌でも同様に感染時期の特定は難しいのです。いずれも凡その潜伏期間の目安はありますが、症状が出るかどうかは個人差が大きいのです。

従って、あなたが膣トリコモナス症に感染していることが分かっても、いつ感染したのかは分からないと思います。目安となっている潜伏期間から感染ルートを断定するのは危険かも知れません。

冒頭ご紹介した男性のように、奥さんの無実の浮気を疑うハメになるかも知れません。

 

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