2016年の梅毒感染者とHIV感染者の動向を国立感染症研究所の速報値からお届けしたいと思います。

この記事をあなたの感染予防にお役立て下さい。

 

◇梅毒は急増中!

国立感染症研究所では週報で感染者のデータを発表しています。速報値なので後から修正が入ることはありますが、取りあえずの動向は分かります。

■国立感染症研究所 週報速報データ

8月4日時点での最新データは第29週の速報データです。これは7月18日~7月24日のデータです。このデータと第1週から第28週までの過去データを合算すると2016年の7月24日までの累計データが分かります。

そこでまず、梅毒の新規感染者データからご紹介したいと思います。下のグラフ1をご覧下さい。

2016年第29週梅毒動向
グラフ1.新規梅毒感染者

新規梅毒感染者は第29週までの累計ですでに2,287人で、これはすでに昨年の85%にあたります。このペースでいくと年間では4,700人近い件数となりそうです。つまり昨年のちょうど2倍です。

まさに梅毒感染者はこの数年、急増の一途をたどっている感があります。しかも梅毒はHIVと共に全数報告が義務づけられてはいるのですが、実際には報告漏れがかなりあるとの指摘もされています。

 

◇HIV感染者は横ばい

では次に新規HIV感染者の動向を見てみましょう。下のグラフ2をご覧下さい。なお、国立感染症研究所のデータでは新規HIV感染者に新規エイズ患者も含んでいます。(別々のデータはありません)

2016年第29週HIV動向
グラフ2.新規HIV感染者

グラフを見てお分かり頂けるように、2016年第29週までの新規HIV感染者は昨年とほぼ横ばい状態です。このペースでいくと年間累計も昨年から横ばいとなりそうです。

HIV感染者とエイズ患者が別々に発表されていないため、あまり詳しい動向までは分かりません。例えば「いきなりエイズ」の割合などは不明です。

 

◇梅毒とHIVの重複感染にご用心

とにかく梅毒感染者は急増しています。そして梅毒とHIVの重複感染も多いのです。今年の具体的な重複件数までは分かりませんが多くの医療サイトで指摘されているところです。

梅毒とHIVが重複感染すると、梅毒の進行が早まったり、より重症化したりします。深刻な後遺症が残ることもあります。

もしもあなたが梅毒、あるいはHIVの感染不安を感じたら、どうぞ両方同時に検査されることをお勧め致します。

全国の保健所ではHIV検査は無料・匿名ですが、梅毒についても多くの保健所で無料・匿名検査を行っています。ただし、HIVとの同時検査が条件となります。

また、どうしても保健所に行く時間や余裕のないあなたには自宅で簡単に検査できる郵送式の検査キットもあります。

感染不安のあるあなたは、ぜひ早期の検査を受けて下さい。

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