このサイトでは、いくつかの記事で尿道炎について説明していますが、再度ここで詳しく
説明しておきたいと思います。

と言うのも、尿道炎は性感染症の代表格であり、非常に感染者が多いからです。

厚生労働省の調査によると、男性の性感染症の27.0%がクラミジア感染症による尿道炎、
27.4%が淋菌感染症による尿道炎です。

下の図を見て下さい。尿道炎をその原因から分類したものです。

まず、尿道炎は性感染症(STD)が原因のものと、そうでないものがあります。

性感染症が原因のものはこのサイトでも記事にして取り上げていますが、性感染症以外で
尿道炎を発症することもあります。

例えば尿路の手術で細菌に感染したり、もともとの常在菌が何かの原因で活発に活動を始めた
ような場合です。でも、これは稀なケースであり、ほとんどは性感染症が原因です。

性感染症による尿道炎は、大きくは淋菌が原因による淋菌性尿道炎か、クラミジアなどが原因の
非淋菌性尿道炎の2つに分類されます。

では、淋菌性尿道炎と、クラミジアなどが原因となる非淋菌性尿道炎の特徴を表にして説明します。

◇淋菌性尿道炎と非淋菌性尿道炎の比較

項目 淋菌性尿道炎 非淋菌性尿道炎
病原菌 淋菌 クラミジア、ウレアプラズマなど
潜伏期間 2日~7日 1~3週間
発症 急激 比較的穏やか
症状 ・黄色の膿が多く出る。
・強い排尿痛がある。
・淡黄色か白色の膿が少量出る。
・排尿痛は軽く、気づかないこともある。

尿道炎の特徴的な症状としては、排尿痛(オシッコのときに痛む)と、外尿道口から出る膿です。
外尿道口とは膀胱から続く尿道の出口のことです。(どこか分かりますよね)

同じ尿道炎でも、淋菌性の方が急に発症して症状もきついことが多いのです。オシッコをした
ときに激しく痛むため異常に気が付きます。

しかし、クラミジア感染による尿道炎は症状が軽く、感染しても気がつかないことがあります。
ここがクラミジア感染症の怖いところで、知らない間に感染してどんどん進行します。

重症化して治療が困難となり長引く場合もあります。

尿道炎の治療には抗生物質が使われます。たいていの場合は薬だけで治ります。

ただ、淋菌の治療には耐薬性の問題があって、医師の指示通りに薬を飲まないと薬が
効かない場合があります。

淋菌もクラミジアも症状が治ったからとかってに薬を止めてしまうと再発したり慢性化することも
あります。完治の判断は医師に任せて下さい。

尿道炎は性感染症による感染ルートがほとんどですから、あなたが感染していれば当然ながら
性行為のパートナーもまた感染している可能性があります。

あなたが尿道炎になったら、相手といっしょに診察を受けることが大切です。
いっしょに検査、診察してもらわないとピンポン感染を続けていつまで経っても治りません。

なお、尿道炎は男性に多く、女性はまれです。これは女性の場合は尿道が短く、尿道炎では
なくて膣炎や子宮頸管炎となるからです。

ちなみに、男性の尿道は平均で16cmから20cmで女性の平均は4cmから5cmです。

では、最後にとても大切なことを書きます。尿道炎は軽く見て放置しておくと、どんどん
感染が進みます。

あなたが男性なら副睾丸炎慢性前立腺炎などを引き起こすことがあります。

また、あなたが女性の場合は子宮頸管炎、尿道炎、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎と進行する
可能性があります。

特に女性の場合は妊娠や出産に関する影響が大きく、不妊症子宮外妊娠、早産などの原因
となることがあります。

クラミジア感染症は自覚症状が出るのは5人に1人と言われるほど症状の少ない病気です。
あなたが少しでも不安に思ったら、症状が出ていなくても検査を受けることをお勧め致します。

*やはりHIVは一番気になるし、この際まとめて5種類検査。
■STD研究所 STDチェッカー TypeE(男性用女性用
HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎 代表的な5つの性感染症がまとめて検査可能です。

*もっとも感染者が多く、しかも自覚症状が少ない性感染症です。
■STD研究所 STDチェッカー TypeP(男性用女性用
クラミジア・淋菌・クラミジア(のど)・淋菌(のど) やっかいな咽頭感染の検査も可能です。

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