このページでは、婦人科、産婦人科、性病科、泌尿器科について、その違いをお話します。

まず、婦人科産婦人科はどうちがうのでしょうか。ご存知ですか?読んで字のごとく、産婦人科とは「産科」と「婦人科」の両方を兼ね備えた科であり、婦人科とは産科のない、婦人科のみの科です。

産科と言うのは、妊娠、分娩にかかわる医療を行う科であり、婦人科と言うのは子宮や卵巣など、女性の身体に起きる病気を診察したり治療する科です。性感染症(性病)の相談や治療に行くなら、産婦人科でも婦人科でも、どちらでも診てくれます。ただし、性感染症(性病)の相談に妊娠に関することが含まれている場合には、産婦人科のほうがいいですね。

では、性病科泌尿器科はどうちがうのでしょうか。これも読んで字のごとく、性病科は性感染症(性病)に関する検査や治療を行う科ですね。一方、泌尿器科は、癌や包茎など、性感染症(性病)に関係なくてもいわゆる尿路系に関する病気であれば何でも診てくれます。尿路系とは、オシッコが流れていく途中にある全ての臓器です。腎臓、膀胱(ぼうこう)、尿管、前立腺、睾丸(こうがん)、尿道などを言います。

ですから、泌尿器科では逆に言えば尿路系以外に発症する性感染症(性病)は専門外となります。喉に感染したり、皮膚に発症するような性感染症(性病)はそれぞれ、耳鼻咽喉科皮膚科が専門分野となります。

また、泌尿器科の患者は多くは男性患者であり、女性の場合には婦人科か性病科に行きます。しかし、尿路に限定された病気で言えば当然泌尿器科の方が専門分野であり、より詳しいですね。最近は女性専門の泌尿器科も誕生しているそうです。

性病科、性感染症内科は、その多くが泌尿器科や婦人科の中におかれていて、性感染症専門クリニックと言うのは非常に少ないそうです。その理由が分かりますか?

「性感染症 常識のウソ」林 義人著(生活人新書)によれば、「性感染症の専門医はいない」のだそうです。専門医とは、大学の医学部で専門に学んだ人を言います。例えば、泌尿器科専門医、と言えば、大学の医学部、泌尿器科教室で研修を受けて医者になった人を言います。

しかし、日本の大学で性病科教室なんてどこにもないそうです。従って、大学の付属病院には性病科はありません。そう本に書かれてあり、本当かどうか、私は実際に有名な大学付属病院を10カ所ばかりネット検索して調べてみました。その結果、本当に大学の付属病院には性病科は見当たりませんでした。あるのは泌尿器科や婦人科、皮膚科に耳鼻咽喉科です。

この理由について、林氏は著書の中で、

「病院を利用する側の私たちは、性感染症(性病)については、あまりカッコいい病気だとは思っておらず、出来れば行きたくない、かかわり合いになりたくない病気だと思っている。実は、多くの医者もまた同じように思っている。」

と、書かれています。本気で性感染症(性病)の治療に取り組む医師は少なく、大学の教室ではあまり教えてくれないので医療現場で学んで腕を磨くのだそうです。確かに、医療範囲が婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、皮膚科と幅広いため、それを全部診る医師は現実問題、いないのかも知れません。

大学の付属病院には性病科はないと書きましたが、性感染症(性病)治療に必要な全ての科が揃っていて、どんな病気がどこに発症しても同じ病院内で診てくれます。小さな医院やクリニックではこうはいきませんね。ただし、全部の科が揃っていても、性感染症(性病)に関してどんな治療をしてくれるかは、また別問題かも知れません。
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