あなたは虫歯の治療や親不知の治療で歯医者に行ったことがあるでしょう?

一度も歯医者に行ったことがない、と言う歯の丈夫な人はめったにいません。

しかし、あなたがよく行く歯医者は、性感染症の院内感染について万全な体制が出来ていますか?

万にひとつも他の感染者からうつされる心配はありませんか?

今回は歯医者における性感染症の院内感染についてです。

なお、『歯科医院での院内感染を防ぐには』『謎のHIV感染「キンバリー事件」を推理する』の両記事を参考にさせて頂きました。

 

◇実際に起きている歯科での院内感染

たまにニュースで、ノロウイルスや耐性菌の院内感染のニュースを見ます。たいていは感染症患者が入院している大きな病院での出来事です。

しかし、ウイルスや細菌の院内感染は、感染症患者のいる病院だけとは限りません。実は歯科においても院内感染は発生する可能性があるのです。

「歯科で院内感染?」

あなたはピンと来ないかも知れませんね。でも、実際に歯科における院内感染は起きているのです。

2013年、アメリカオクラホマ州の歯科医院でHIVとHCV(C型肝炎ウイルス)の両方に院内感染した患者が見つかりました。

この事実が判明した後、オクラホマ州の保健当局はこの歯科で治療を受けた約7,000人の患者についてHIVとHCVの検査を呼びかけたそうです。

考えてみると、歯科でも注射を打つことがあるし、歯の治療中に歯茎から出血することもあります。こうした機会にHIVやHCVなどの血液感染が発生する可能性は十分あります。

アメリカだから起きた事件ではなく、日本においても同様の事件が発生する可能性、危険性は十分あります。

 

◇院内感染防止の取り組み

私が複数の歯科医院のホームページを調べたところ、歯科において院内感染防止に注力している感染は、HIV、HBV(B型肝炎ウイルス)、HCV(C型肝炎ウイルス)、この3つです。

HIVはむろん、B型肝炎、C型肝炎は性行為による感染ルートがあり、性感染症の仲間と言えます。つまり歯科医院において性感染症の院内感染が起きる危険性があるのです。

そのため、日本歯科医学会では、『一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針』と言うものを厚生労働省からの委託を受けて作成しています。

いかにして歯科における院内感染を防ぐか、26ぺージに及ぶガイドラインを示しています。

こうした取り組みがある一方で、こんなデータもあります。

冒頭にご紹介した記事によると、国立感染症研究所が、2014年にA県とF県で歯科の院内感染予防アンケートを行ったそうです。

県名をA県、F県ってアルファベットにしてはっきり公開していません。でも、何となく意味深なアルファベットですよね。

そのアンケート結果によると、歯の治療に使う歯科用ドリルを、「患者ごとに交換する」と答えたのは全体の1/3程度だったそうです。(記事には具体的数値あり)

残りの2/3は「交換しない」、「時々交換する」、「感染症患者だったら交換する」だったそうです。

これはびっくりしますね。

あなたも歯の治療を受けたことがあればお分かりでしょうが、歯科用ドリルに患者の血液が付着する可能性は十分あります。だから必ず患者ごとに殺菌、滅菌する必要があります。

それを必ず交換していたのは1/3だったというのです。残り2/3の歯科医院では血液感染の可能性が疑われます。

 

◇安全な歯科医院を見分ける方法

では、あなたがいつも行ってる歯科医院が院内感染に対して万全の体制を整えているかどうか、簡単に見分ける方法を教えましょう。冒頭に紹介した記事の中に出てきます。

まず、答えの前に、あなたもちょっと考えてみて下さい。どうやって見分けますか?

現場で滅菌の設備を見せてもらう?

「ちゃんと滅菌していますか?」と質問する?

この辺を思いつきそうですね。でも、設備を見せてもらってそれを使っているかどうかは分かりません。また質問しても「滅菌しています。」と答えるに決まっています。

では、どうすれば分かるか?

同記事によると、

「HIV感染者でも診察しますよね?」

と聞けば一発だそうです。

この問いにイエスだったら安心だし、ノーだったら危険と言う訳です。

なるほど、確かにこの質問に対しては歯科医院も正直に答える確率が高いでしょうね。本当は院内感染防止が出来ていないのに「イエス」とウソはつきにくいはず。

なぜなら本当にHIV感染者が治療に来たら困るからです。ましてや質問者本人(つまりあなた)がHIV陽性者だったら治療を拒否したくなるはずです。

でも、HIVは本来感染力のとても弱いウイルスです。HBVやHCVの方がずっと感染力は強いのです。

医療サイトでよく見る針刺し事故の感染確率はこんな感じです。

●HIV 0.3%

●HCV 3%

●HBV 30%

このように10倍ずつ確率が高くなっています。(HBVは諸説あり)

従ってHBVやHCVなどを対象にした院内感染防止対策をしていれば、必然的にHIVの院内感染も防ぐことが出来ます。HIVだからと特別な対策は必要ないのです。

一般的な院内感染防止対策が出来ていればHIV陽性者を拒む理由は何もありません。

でも、

「HIV感染者でも診察しますよね?」

この一言もとても言えないあなた。そんなあなたはせめてここをチェックして下さい。

●歯科医師とスタッフが患者さんごとにグローブ(手袋)を交換しているか?

●治療用の椅子に座ったときにタービン(歯を削る器具)などがつきっぱなしになっていないか?

●患者の口の中を触ってツバのついた手でその辺をベタベタさわってないか?

どれか1つでもNGなら、そんな歯科医院は避けた方が安全です。

今回は、歯科医院における院内感染について記事にしてみました。HIV、HBV、HCVなどの性感染症は歯科での院内感染があり得ます。

あなたのかかりつけの歯科医院が大丈夫か、ぜひチェックしてみて下さい。

アイコンボタン病院へ行かなくてもあなたの自宅で性感染症の検査ができます。

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