母乳で感染する性感染症について説明したいと思います。同時に、ネット上で母乳の売買を行うサイトに注意して欲しいと思います。

◇母乳売買サイトがある!

いやぁ、びっくり仰天しました。ネット上で母乳の売買をしているサイトがあるんですね。実は7月3日付毎日新聞の記事に出ています。⇒『偽母乳ネット販売』

同記事によりますと、30代の女性が今年2月に第1子の長男を出産しました。女性はどうしても自分の赤ちゃんを母乳で育てたいと願ったのですが、母乳の出が悪くて叶いませんでした。

そこでネットで母乳が買えることを知り、高額な代金を払って手に入れました。そしてその母乳を長男の赤ちゃんに飲ませたのです。

しかし、女性はすぐにその母乳の異変に気付きます。白い粉のようなものが浮かんでおり、味も妙に甘かったのです。女性はすぐにその母乳を捨てました。

更に記事によるとこの母乳の成分を調べ、毎日新聞が女性に告げると絶句したそうです。その成分内容までは具体的に記事に載っていませんでしたが、母親が絶句したと言うのですから想像に難くありません。本物の母乳ではなく、偽物だったのです。

あなたはそうまでして母乳にこだわらなくても・・・と思うかも知れませんね。事実多くの専門家は絶対に母乳100%などこだわる必要はないと指摘しています。

ただ、今回の母親のように母乳神話を信じ込んでいるケースもあるのです。そして偽母乳を売った業者はそこにつけ込んだ悪質な詐欺だと言えます。

ちなみに、本当にそんな母乳の売買サイトがあるのか?気になってちょっと探してみました。そしたら・・・あっけなく見つかりました。確かにそのサイトでは母乳の売買を行っています。売るだけではなく、買い取りもしているのです。

むろん、そのサイトが今回の詐欺サイトかどうか知りません。新聞に出てなおサイトを閉鎖していないところをみると、たぶん違うと思います。

今回のように母乳ではないものを母乳として高額な代金で売りつけるのは立派な詐欺だと思います。しかし、仮に中身が本物の母乳であっても問題は残ります。それはウイルスや細菌が感染しているかも知れないと言う問題です。

どんな環境、条件で搾乳されたのか、保管されたのか、流通されたのか、一切不明なのです。どこかで母乳が感染していればそれを飲んだ赤ちゃんが感染する可能性があります。

◇母乳で感染する性感染症とは?

では、いったいどんなウイルス、細菌が母乳から感染する可能性があるでしょうか。実は当サイトでは以前、『母子感染する性感染症たち』と言う記事を書いています。

この中ですでに紹介済みなのですが、こんな性感染症が対象となります。

●HIV感染症

●成人T細胞白血病

●サイトメガロウイルス感染症(一過性感染)

●B型肝炎(一過性感染)

●単純ヘルペスウイルス(一過性感染)

『母子感染から見た性感染症』参照

性感染症以外では風疹ウイルスも母乳によって一過性感染を起こす可能性があります。

現在、ネット上で母乳の売買を行う行為に対して法規制も万全ではないと聞きます。実際にこうした被害が出ている現状から早急な法整備が必要だと思われます。

また、今回の女性のように絶対母乳でなければいけないと思い込むことも問題です。こうした思い込みがなくなれば、そもそもネット上で売買するニーズもなくなって売買サイトも消滅するはずです。

母親の周囲にいる人たちがフォローしてあげることが大事ですよね。

*やはりHIVは一番気になるし、この際まとめて5種類検査。
■STD研究所 STDチェッカー TypeE(男性用女性用
HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎 代表的な5つの性感染症がまとめて検査可能です。

*もっとも感染者が多く、しかも自覚症状が少ない性感染症です。
■STD研究所 STDチェッカー TypeP(男性用女性用
クラミジア・淋菌・クラミジア(のど)・淋菌(のど) やっかいな咽頭感染の検査も可能です。

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