コンドームを使えば性感染症は100%予防できるでしょうか?あなた、どう思います?

どんな性感染症の専門書、あるいは医療サイトを見ても、性感染症の予防の基本はコンドームだと書いてあります。これは当然ですね。感染者の体液と、あなたの粘膜部を物理的に遮断するので感染の可能性を断ち切ります。かなりの確率で予防できます。

しかし、残念ながらコンドームを使えば100%予防できるか、と言えばそうでもありません。その理由は大きく2つあります。

◇理由その1.コンドームを正しく使っていない

私が最近読んだ本に、女の一生の「性」の教科書』(講談社:河野美香)があります。河野氏は「河野美香レディースクリニック」の院長であり、性感染症に関する図書を多数執筆されています。

同書の中に性感染症の予防に関する記述があって、やはりコンドームを推奨されています。ただ、その中でこうも書かれています。

『コンドームを使用しても避妊に失敗することは珍しくない。1年間で15%のカップルがコンドームを使用しながら避妊に失敗し妊娠したとするデータがある。これは性感染症予防においてもコンドームが完全ではないことを意味している。』

と書かれてあります。少なくともコンドームを使っていながら妊娠するのは、どこか精液が漏れた訳で、正しい使い方をしていないのです。当サイトでも「コンドームの正しい使い方」という記事を書いています。

河野氏によれば、特に注意すべき点は次の5つです。

1.挿入行為に入る前からコンドームを装着する。先走り液(カウパー腺液)にも精子やウイルスが含まれています。少し勃起状態になったらコンドームを付けます。

2.コンドームを袋から取り出すとき、爪や袋のエッジでキズを付けないように注意する。

3.コンドームの裏・表を間違えないようにつける。

4.装着のときには、コンドームの先端の精液だまりをつまんで空気を抜く。

5.射精したら速やかにコンドームを外す。挿入したまま余韻にひたっているとコンドームが外れて精液が漏れてしまいます。

以上の5点です。

文章では分かりにくいと思います。私があちこち調べたところ、非常に分かり易くコンドームを説明した動画を見つけました。

『コンドームの使い方』

ぜひこの動画をご覧ください。すごく親切丁寧な動画です。

◇理由その2.性器以外にも感染ルートがある

当然なのですが、コンドームは男性の性器に装着します。この部分は完全にカバーできますが、装着していない部分はカバーできません。例えば肛門や性器の周辺です。

仮に男性が梅毒や性器ヘルペスに感染していたとします。そしてしっかりコンドームを付けていたとします。それでも肛門や性器の周辺に患部が発症している可能性があります。患部には大量にウイルスが存在します。その患部と女性の粘膜部分が接触すれば、いくらコンドームを付けていても感染する可能性があります。

これは男性から女性への感染だけでなく、女性から男性への感染でも同様のことが言えます。男性がコンドームによって守られているのは性器だけです。ウイルスを大量に含んだ女性の体液が男性の肛門に接触すれば感染する可能性があります。

大変難しいことかも知れませんが、よく知らない相手の場合は体に異常、異変がないか目で確かめた方がいいですね。発疹・斑点・潰瘍(皮膚がただれたところ)・イボなどがないかどうか。恥ずかしながら、私自身がかつて性風俗で遊んだ当時を思い出すと、確かめることは容易ではないと分かっていますが。

また、これは書くまでもありませんが、素股行為やオーラルセックスは当然性感染症の感染ルートです。挿入行為がなくてもコンドームは必須です。素股行為ではほとんど全ての性感染症が感染する可能性があります。オーラルセックスではクラミジア、淋菌の感染が非常に多く、HIVや梅毒も可能性があります。

しかし、現実にはコンドームをつけて素股行為などしないでしょうね。だから素股行為で感染する人が大勢いる訳です。

◇まとめ

以上のように、コンドームを使っても100%完璧に性感染症を予防することは出来ません。しかし、使わないよりもずっと安全です。先ほどコンドームを使用していながら避妊に失敗するカップルが1年間に15%いると書きました。同書によれば、コンドームの使用方法に特に注意して正しく使うよう意識したカップルでは避妊の失敗率が2%まで下がったそうです。

要はコンドームを使うから絶対大丈夫と安心するのではなく、正しくコンドームを使うことに注意し、品質も確かなものを使うことです。まぁ、一番安全なのは、お互いに性感染症に感染していないと確かめあった特定の相手とだけセックスすることです。これなら100%確実に予防できます。(現実には大変難しいですけど。)

今までコンドームの使い方が不十分だったと不安なあなた。コンドームを使わないこともあったと不安なあなた。出来るだけ早く、主だった性感染症の検査を受けた方がいいです。自覚症状がないままに感染が進行している可能性だってあります。

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