主な性感染症の最新動向データをご紹介します。

HIV(エイズ)・梅毒は全数報告です。

クラミジア・淋菌・尖圭コンジローマ・性器ヘルペスは定点報告調査のデータです。(厚生労働省 平成29年4月データから)

最初にデータの素性を2点ほど説明させて頂きます。

まずその1です。

このページのデータは厚生労働省のホームページで公開されている平成29年4月更新データです。

HIVだけは厚生労働省エイズ動向委員会のデータを使用しています。

そしてその2。

HIVと梅毒は全数報告なのですが、それ以外の性感染症は定点報告のデータです。

HIVと梅毒は日本全国、どこの医療機関、保健所で見つかっても7日以内に都道府県知事に報告する義務があり、感染症法で定めた罰則付きの規定があります。

このようにHIVと梅毒は感染者、患者の全数報告が義務付られているため、かなり正確に動向が分かります。

しかし、クラミジア、淋菌、性器ヘルペス、尖圭コンジローマの4疾患は全数報告ではなく、定点報告のみです。

定点報告というのは、予め全国に985の医療機関が定点報告病院として指定され、その病院で見つかった感染者のみが報告されるシステムです。

従って、定点指定病院以外で見つかった感染者については全くデータが上がってきません。動向調査からは漏れているのです。

以上の2点、データの素性を頭において先をお読み下さい。

 

◇HIV感染者/エイズ患者の動向

HIV・エイズ
図1.HIV感染者の動向

グラフを見てお分かりのように、ずっと右肩上がりで感染者が増加していたのが、ここ数年はやや横ばい状態です。

厚生労働省エイズ動向委員会のコメントにも、

「少なくともHIV感染者が増加傾向にある、と言う証拠は見つかっていない。」

と出ています。

それでも横ばい状態であり減少傾向にはありません。

また、HIV感染が分かった時点ですでにエイズを発症している「いきなりエイズ」の割合いも、HIV感染者の約30%で横ばい状態です。

早期のHIV検査によって「いきなりエイズ」を防ぐことも可能です。

いきなりエイズ
図2.いきなりエイズの推移

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◇梅毒感染者の動向

梅毒男女推移
図3.梅毒感染者の推移

新規梅毒感染者はここ数年、急増しています。男女共に増えています。

平成28年は男女合計で4,559件が報告されており、42年ぶりに4,000件を超えました。

平成29年は更に増加傾向が進み、6,000件近い報告になるペースです。

ハッキリした増加の要因は特定されていませんが、若い女性にも感染が広がり、母子感染も増えています。

また一般に梅毒は感染すると必ず症状が出ると思われがちですが、実際には感染者の約1/3は無症候梅毒です。

梅毒感染は検査を受けてみないと分かりません。


梅毒患者年齢別分布

梅毒年齢
図4.梅毒患者年齢別分布(平成28年データ)

梅毒感染者の年齢別推移です。このグラフで目立つのは20代女性に感染が多いこと、60歳以上の感染者が多いことです。

性感染症に年齢は関係ないと言いますが本当です。

HIVでも同様の傾向にあり、高齢者の方が性感染症に対する危機感が薄いのでしょうか。

梅毒はHIVとの重複感染も多く、その場合は病気の進行が早くなったり、より重症化したりすることがあり要注意です。

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◇クラミジア感染者の動向

クラミジア推移
図5.クラミジア感染者の推移

何ともまた不思議なグラフとなっています。

泌尿器科や婦人科の先生が、あれほどクラミジア感染が広まっていると指摘しているのにグラフでは平成14年をピークにクラミジア感染者は減少しここ数年は横ばい状態です。

ただし、クラミジア感染は女性の80%、男性の50%には自覚症状がないと言われています。

自分のクラミジア感染に気付かない無症候キャリアが多数いるはずです。

本や医療サイトでよく目にするのは、

「性感染症の中で最も感染者が多く、国内に100万人以上いると推測される」

というフレーズです。

特にオーラルセックスによるクラミジア咽頭感染は更に自覚症状が薄く、多くの無症候感染者が存在するものと思われています。

また、クラミジアは定点報告なのですが、指定病院の多くは泌尿器科、婦人科、皮膚科、性病科であり、耳鼻咽喉科はあまり含まれていないようです。

咽頭感染の患者がしっかり把握出来ているのかなと疑問に感じています。

 

クラミジア感染者の年齢別分布

クラミジア年齢
図6.クラミジア感染者の年齢別分布(平成28年データ)

10代、20代の女性に非常に感染者が多いのが特徴です。

ある調査では20歳から24歳の女性の、16人に1人はクラミジアに感染しているとした推計報告まで出されています。

「あなたは大丈夫?無症候感染者」

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◇淋菌感染者の動向

淋菌推移
図7.淋菌感者の推移

クラミジアと並んで感染者の多い淋菌ですが、なぜかこちらもクラミジア同様、減少傾向のグラフになっています。

医療現場からは減少している実感はないとの声をよく聞きます。

淋菌もまた咽頭感染が多く、しかも自覚症状があまり出ません。クラミジア同様、用心が必要です。

女性に比べて男性の感染者が圧倒的に多いのは、男性は顕著に自覚症状が出るのに比べ、女性には自覚症状が出ない場合も多いのが理由ではないかと言われています。


淋菌感染者の年齢別分布

淋菌年齢
図8.淋菌感染者の年齢別分布(平成28年データ)

20代、30代の男性に感染者が多いのが特徴です。

男性の場合は感染しているのに気が付かないケースはあまりありません。

オシッコをすると激しい痛みを感じます。

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◇性器ヘルペス感染者の動向

性器ヘルペス推移
図9.性器ヘルペス感染者の推移

女性に多い性感染症です。

定点報告の結果グラフから見る限り、性器ヘルペスは平成18年をピークに感染者は減少に転じていました。

しかし、平成22年よりまた増加傾向が見られます。性器ヘルペスに感染しているとHIVにも感染しやすくなるので要注意です。

感染の トレンドとしては、オーラルセックスの流行による唇や喉への感染があります。

性器ヘルペスのウイルスには、単純ヘルペスウイルスⅠ型・Ⅱ型と2種類があり ます。

Ⅰ型に感染すると唇や口内に潰瘍(かいよう)が出来ます。Ⅱ型に感染すると性器に潰瘍が出来ます。

しかし、近年オーラルセックスが一般化し、Ⅰ型が 性器に、Ⅱ 型が唇や口内に感染する例が目立っているそうです。


性器ヘルペス感染者の年齢別分布

性器ヘルペス年齢
図10.性器ヘルペス感染者の年齢別分布(平成28年データ)

60歳以上の感染者が非常に多いのが特徴です。

性器ヘルペスは治療によって症状が治ってもウイルスは体内に残り、免疫力が落ちたりすると、再発を繰り返します。

そのため、50代、60代以降にも感染者が多く見られるのかも知れません。

(ただし再発をカウントしているかどうか、不明です。)

 

◇尖圭コンジローマ感染者の動向

尖圭コンジローマ推移
図11.尖圭コンジローマ感染者の推移

尖圭コンジローマは平成17年をピークにいったんは感染者が減少に転じました。

しかしここ数年は男性感染者が増加傾向にあり要注意です。


尖圭コンジローマ感染者の年齢別分布

尖圭コンジローマ年齢
図12.尖圭コンジローマ感染者の年齢別分布(平成28年データ)

尖圭コンジローマは女性の場合は20代、男性の場合は20代、30代に感染者が集中しています。

 

◇まとめ

さて、HIV、梅毒、クラミジア、淋菌、性器ヘルペス、尖圭コンジローマの感染者動向を見てきました。

やはり注目すべきはHIV/エイズと梅毒です。

HIV感染者、エイズ患者は増加傾向にはないものの、横ばい状態が続いており減少傾向にはありません。

また、梅毒感染者は急増しています。

つい数年前まで、年間の梅毒感染者は800人ほどだったのに、今や年間5,000人を軽く突破しそうな勢いです。

驚くべき急増ぶりと言えます。

本文の中でも書きましたが、梅毒は感染しても約1/3は無症候梅毒です。

HIV感染症共々、症状が無いからと安心は出来ません。

あなたに何も自覚症状がなくても、感染の心あたり、不安があれば早めの検査を受けて下さい。

どうしても病院へ行けないあなたには自宅で使える郵送式の検査キットもあります。

説明書通りに正しく使えば信頼性の高い検査が可能です。

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