オーラルセックスはここまで・・・

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ここでは、オーラルセックスがここまで広がっている、と言うお話を書きます。

私ごとで恐縮ですが、私は月に1回か2回、友人と飲みに出ます。九州の地方都市ですが、一応歓楽街はあります。むろん、都会の歓楽街に比べれば店の数も人の数も少ないです。

そんな小さな歓楽街に、いつの頃からかファッションマッサージ、ファッションヘルスなるお店が登場しました。むろん、都会ではすでにお目見えしていたのですが、まさかこんな地方まで・・・。私はそう思いました。

さっそく、そのお店に繰り出した友人が、こと細かにサービス内容や料金を教えてくれました。60分1万円でオーラルセックスがメインのサービスだったと話してくれました。何でも、店に入るときはもっと安い料金だと聞かされて、いざ入店すると何だかんだとサービス料金が上乗せになるシステムだとか。

それももう、10年以上も前のことです。しかし、現在では当時よりも確実に同じサービスを提供する店は数が増えています。ハデな呼び込みこそやっていませんが、ネオン街を数十メートル歩く間に何件もかたまっています。

以上の話は風俗店の話ですが、今やオーラルセックスは風俗店の専売特許ではありません。ごく一般の家庭にも普及しています。そして、オーラルセックスの普及は新たな性感染症の感染ルートを生みました。

「性感染症 常識のウソ」(林 義人・生活人新書)にあるデータが載っていました。
2004年に岐阜大学の三鴨廣繁助教授らが行った調査があります。風俗とは無関係の一般女性122人にオーラルセックスの実態調査を行ったものです。

一般女性の年齢を、20歳未満、20歳から29歳、30歳以上の3つのグループに分けて調査しました。

◇20歳未満・・・調査人数 23人
●オーラルセックスを必ず行う・・・・・15人
●50%以上の割合で行う・・・・・・・・5人
●行うこともあるが、割合は50%以下・・・・3人
●行わない(未経験)・・・・0人

◇20歳~29歳・・・調査人数 69人
●オーラルセックスを必ず行う・・・・・25人
●50%以上の割合で行う・・・・・・・・31人
●行うこともあるが、割合は50%以下・・・・9人
●行わない(未経験)・・・・4人

◇30歳以上・・・調査人数 30人
●オーラルセックスを必ず行う・・・・・7人
●50%以上の割合で行う・・・・・・・・10人
●行うこともあるが、割合は50%以下・・・・7人
●行わない(未経験)・・・・6人

以上のような結果でした。122人の一般女性のうち、必ずオーラルセックスをする人は47人で38.5%です。これに、50%以上の割合で行う人を加えると、93人で76.2%となります。4人に3人は頻繁にオーラルセックスを行っているのです。

更に、割合は50%以下だがオーラルセックスをする、と答えた女性まで加えると、実に112名、91.8%となります。つまり、風俗店には無関係の一般女性でも9割以上がオーラルセックスを行っている、と言う結果なのです。

今から6年前のデータでこれですから、間違いなく現在はもっと広まっているでしょう。

そして、このオーラルセックスの普及とともに、喉からの感染、喉への感染が広がった性感染症があります。代表的なものはクラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスの3疾患です。

喉を通しての感染は、「本番行為」をしない感染ルートです。挿入しないからコンドームは不要とばかりにオーラルセックスを繰り返していると、知らない間に感染している可能性があるのです。

ちなみに、性感染症の専門書やネット上の相談コーナーに、オーラルセックスによる感染例が沢山出てきます。

「まさかぁ!自分は大丈夫だから!」

根拠のない自信と大きな勘違いは最悪の結果を招きます。くれぐれもご用心下さい。

先ほど上げた、オーラルセックスで感染が多い3疾患は、喉へ感染した場合には自覚症状が出ないか、目立たなくて感染したことに気が付かないこともあります。知らずに放置しておくと、どんどん二次感染が広まります。風俗で遊んでしまったら、念のために早めに検査を受けることをお勧めします。あなた自身のためでもあるし、あなたの大切な人のためでもあります。

ちなみに、自覚症状がなくても自然治癒することはありませんから。治療を受けない限り、感染したままです。

それから、最後に脅かす訳ではありませんが、大事なことをお伝えしておきます。はっきり言って、クラミジアや淋菌が喉に感染した場合、それだけで生命にかかわるような大事に至ることはありません。(たぶん、ないです)

しかし、オーラルセックスによってHIVに感染したとなれば話は丸きり別です。一刻も早く治療が必要です。

「オーラルセックスによって、HIVに感染するのか?」

この質問もネット上で頻繁に目にします。それだけ心配になる人が多いということなのでしょう。そして、この質問に対する正解は、

「感染する可能性がある」

そう、感染することがあるのです。まず、私が保健所でHIV検査を受けたときにもらった小冊子には、はっきりとオーラルセックスでもHIVに感染します、と書かれてありました。それから、公的な医療機関の公式サイトでは、どのサイトでも必ず「感染の可能性がある」、と書かれています。感染しないと書かれたサイトは皆無です。

更に、私が調べたHIV関連の専門書でも、全ての本に感染の可能性はある、と書かれています。そして、最近になって、現役の性感染症医療にかかわる現役医師のブログで、実際にオーラルセックスによるHIV感染症例を診た、という記事を見つけました。

以上のように、オーラルセックスによるHIV感染はある、と言う認識を持つ必要があります。むろん、感染確率は挿入による性行為感染に比べれば低いでしょう。しかし、それは確率だけの問題であって、感染があるか、ないかと言えばあるのです。危険なことに変わりありません。

私の経験した範囲ですが、海外の風俗ではオーラルセックスはまず、やらない、やらせない、を徹底しています。唯一、コンドームを使った場合のみOKの場合もありました。しかし日本の場合はほとんどがコンドームなしで大流行ですから、えらい違いです。

この記事を読んでもなお、オーラルセックスの危険さを信じないあなた。信じるも、信じないもあなたの勝手ですが、後で後悔することのないようにして下さい。ちなみに、私は自分がHIV検査を受けた後はすごく用心しています。

少なくとも、あなたがある頻度で風俗や、風俗以外でもオーラルセックスを経験しているのならHIVを初めとする性感染症の検査を受けた方がいいと思います。決まったパートナーがいるのなら、ぜひその人といっしょに検査を受けることをお勧め致します。

ご参考までに、私が使ったHIVの検査キット、そしてクラミジアや淋菌の検査キットをご紹介しておきます。保健所には行き辛い、病院はドクターハラスメントが怖い、もしもあなたがそう不安に思うなら、迷わず検査キットを使ってください。何より大事なことは、あなたが重症化の前に検査を受けることです。

*私が使用したHIV検査キットはこちらです*

・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共用)
HIVのみ

*男性用の代表的な複合型検査キットはこちらです*

・STD研究所 STDチェッカー TypeR(男性用)
クラミジア・淋菌・HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎
クラミジア(喉)・淋菌(喉)

*女性用の代表的な検査キットはこちらです*

・STD研究所 STDチェッカー TypeS(女性用)
クラミジア・淋菌・HIV・梅毒・カンジダ・トリコモナス
クラミジア(喉)・淋菌(喉)

この記事があなたの健康のお役に立てることを心から願っています。

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