B型・C型肝炎は無料で検査

B型肝炎・C型肝炎は全国の保健所で無料で検査してもらえます。

B型・C型肝炎の感染者は全国に300万人から370万人いると言われています。
そして毎年4万人以上が亡くなっています。

厚生労働省では、全国民が最低1回はウイルス性肝炎の検査を受けられるような取り組みを
進めています。

・・◇ウイルス性肝炎とは?


ウイルス性肝炎には、A型・B型・C型・D型・E型の5種類があります。

●A型・E型肝炎
主に飲み水や食べ物によって感染する。感染すると急性肝炎を発症するが、慢性化する
ことは少なく、およそ1ヶ月くらいで完治する。

●B型・C型・D型肝炎
主に輸血・出産などの血液感染が多い。B型肝炎は性行為でも感染する例が多い。
慢性化して肝硬変から肝がんへ移行することがある。D型肝炎は日本ではほとんど
みられず、B型肝炎・C型肝炎の患者、キャリアが多い。

・・◇B型肝炎訴訟・C型肝炎訴訟


問題なのはB型・C型肝炎です。あなたもご存知かもしれませんが、どちらも患者が原告となって
国を相手に訴訟を起こしていました。

●B型肝炎訴訟
この訴訟は、幼少期に受けた集団予防接種等の際に、注射器が連続使用されたことによって
B型肝炎ウイルスに持続感染したとされる原告が、国に対して損害賠償を求めた集団訴訟です。

この訴訟については、裁判所の仲介の下で和解協議を進めた結果、平成23年6月に、国と
原告との間で「基本合意書」を締結し、基本的な合意がなされました。

●C型肝炎訴訟
国が認可した止血用の血液製剤である、フィブリノゲン製剤、または第Ⅸ因子複合体製剤の投与
を受け,これによってC型肝炎ウイルスに感染したとする原告が国を相手に損害賠償を求めた
集団訴訟です。

この訴訟は裁判所による和解協議が難航し、平成20年1月15日、厚生労働大臣と薬害肝炎全国
原告団・弁護団との間で,新法に基づく給付金の支給を受けることにより紛争を解決するための
基本合意書が締結されました。

この2つの訴訟の背景にあるそれぞれの事情により、日本ではB型肝炎、C型肝炎の患者、キャリア
が300万人以上にも及んでいます。

B型肝炎、C型肝炎の訴訟はどちらも血液感染によるものです。この訴訟のインパクトがあまりに強い
ため、性行為でも感染することを知らない人も多いのではないでしょうか。

特にB型肝炎は性行為での感染例が多く、HIVとの重複感染が多いことも知られています。

・・◇B型肝炎・C型肝炎は保健所で無料検査ができます


B型肝炎の和解、C型肝炎の法整備を受けて、厚生労働省では広く国民がウイルス性肝炎の
検査を受けられる体制づくりを行ってきました。

現在では、全国の保健所でウイルス性感染の検査を無料で受けることができます。

ただし、HIV検査のように、全国どこでも無料・匿名検査とはなっていません。
無料であることはHIV検査と同じなのですが、検査を受けるための条件や手続きが自治体
ごとに異なります。

それは、

「各自治体の肝炎ウイルス検査についての取り組み」

この厚生労働省のホームページで確認することができます。あなたのお住まいの都道府県の
ホームページで検査条件を確認して下さい。

例えば、東京都の場合だと、都内在住で40歳以上が無料検査の対象者となります。
一方、島根県では希望者は年齢制限なしで無料検査を受けることができます。
また、大阪府では原則20歳以上40歳未満が無料検査の対象者となっています。

このように、各自治体ごとに条件が異なります。

なぜ自治体によってこんなに差があるのかは不明ですが、あなたが保健所で検査を受ける
なら、必ず事前に電話で条件の確認と予約を行って下さい。

なお、ウイルス性肝炎の無料検査が匿名検査なのかどうか、調べてみましたが分かりません
でした。HIV検査のように「匿名」と明記した保健所が見当たりませんでしたから、もしかすると
匿名ではないかも知れません。また、特別に匿名検査にする必要性もないような気がします。

・・◇こんなあなたはぜひウイルス性肝炎の検査を!


肝臓は、「もの言わぬ臓器」と呼ばれ、かなりダメージを受けても自覚症状が出ません。
自覚症状が出たときにはかなり肝炎が進行しており、重症化の恐れもあります。

厚生労働省のホームページによれば、次のような人はぜひ一度はウイルス性肝炎の検査を
受けて欲しいとのことです。一般の人よりも感染している可能性が高いためです。

●1992(平成4年)以前に輸血を受けた方

●長期に血液透析を受けている方

●輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方

●上記と同様のリスクを有する非加熱血液凝固因子製剤を投与された方

●フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む。)を投与された方

●大きな手術を受けた方

●臓器移植を受けた方

●薬物乱用者、入れ墨をしている方

●ボディピアスを施している方

●その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにも関わらず、

その後肝炎の検査を実施していない方等)

また、B型肝炎に関しては、性感染症である一面を考慮して、

●新たな性的関係を持つ相手が出来た方

と言う項目を追加しています。

私は自宅で他の性感染症といっしょに、B型肝炎・C型肝炎の検査を受けました。
あなたもぜひ一度はウイルス性肝炎の検査を受けてみて下さい。

*B型・C型肝炎を含む性感染症が自宅で検査できます。私も使いました。

・STD研究所 STDチェッカー TypeR(男性用)
クラミジア・淋菌・HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎
クラミジア(喉)・淋菌(喉)

*女性のあなたにはこちらオススメです

・STD研究所 STDチェッカー TypeT(女性用)
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細菌性膣炎・ヒトパピローマウイルス(悪性型)
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