検査キットの選び方(詳細編)
ここでは、「検査キットの選び方(概要編)」に引き続いて、性感染症検査キットを選ぶときに絶対に外せない4つの選択項目について、具体的にお話したいと思います。私が、STD研究所 STDチェッカー
を購入したときの体験談を元に、説明します。
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◇検査キットを選ぶ4つのチェックポイント
「検査キットの選び方(概要編)」の中で、検査キット選定にあたって一番大事なことは「信頼性」であると書きました。
当然過ぎるくらいに当り前の話なのですが、ではどうやってそれを購入前に確認するか、4つのポイントをお話します。
1.検査キットの信頼性の根拠について明確に説明されているか確認する。
2.検査キットの使用方法が明確に説明されているか確認する。
3.個人情報の保護がどう確保されているか確認する。
4.ユーザーに対するサポート体制を確認する。
以上の4つがチェックポイントです。それでは1つずつ説明していきましょう。
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1.検査キットの信頼性の根拠が明確に説明されているか確認する。
「概要編」で、検査キットを選ぶには、検査キットの信頼性が何よりも大事だと、再三説明を繰り返してきました。私たち、検査キットを購入して使用する側がこう思っているのですから、検査 キットを販売する側は、当然この思いに答えるべく、検査キットの信頼性について納得がいく説明を行うべきです。私たちが安心して検査を任せられる根拠は何かを自ら示すべきです。
これを確認するには、各社のホームページをチェックします。10社以上ある検査キット販売会社のホームページを見比べると、かなり検査キットに対す る情報の量と質に差があるのが分かりました。本当に検査キットを使う人の立場に立って、不安や迷いの解消をサポートしようと考えて作られたホームページか どうか、私はそこが肝心だと思いました。最終的にはそこが信頼性チェックのポイントです。
さて、ホームページで確認する最初の項目は、私たち検査キット購入者から送られてくる検体(血液や尿など)を検査する施設が、登録衛生検査所だと説明されているかどうかです。これがホームページ上で検査キット利用者によく分かるよ うに書かれているかどうかを見ました。
登録衛生検査所とは、病気の診断や健康診断のために採取された血液や尿 などの検体を、医療機関から集めて検査する施設のことです。そこでは保健所や病院などからも委託を受けて検査を行っています。
当然、衛生面や安全面では厳しい基準をクリアしていなければなりません。その厳しい基準とは、「臨床検査技師等に関する法律」で す。
この法律によって、検査を行う検査技師の資格や、検査を行う施設について、安全面、衛生面などに厳しい条件が設けられています。
従って、登録衛生検査所で検査を行っている、と言うことが保健所や 病院で検査を受けるのと同等の信頼性を保障します、と言う目安の1つになるのです。(保健所や病院からHIV検査を依頼されているのですから。)
私が思うに、外国からの輸入品の検査キット以外、恐らくほとんど全ての性感染症検査キットは登録衛生検査所で検査をしているはずです。でも、自社のホームページ上でキチンとそれを説明し、ユーザー が検査キット購入を安心出来るようにと配慮している会社は少ないのです。事実、どこで 検査を行っているのか、何の説明もない検査キット販売会社がありました。これらの会社については、やはり不安です。
自分たちは当たり前だと思っていても、私たち検査キットを使うユーザーからすれば登録衛生検査所なんて全く知りません。やはり、ユーザー目線で親切な説明をしてくれる会社の性感染症検査キットのほうが信用できると思いまし た。
これは検査キットに限らず、どんな商品、サービスでも同じだと思うのですが、その企業がお客様をいかに大事に考えているか、そこが基本中の基本だと 思います。
自社の都合や、商品を売ることだけを考えているような会社からは購入したくありません。企業のユーザーに対する姿勢は、自ずからホームページの作り方に現れます。見にくい、分かりにくい、使いにくいサイトはユーザーを大事に思っていない証拠です。
ホームページ上で信頼性を確認する項目は、登録衛生検査所の他に、検査方法そのものについての説明があるかどうかです。つまり、検査キットで採用している検査方法が、保健所や病院で採用されている検査方法と比べて同じように信用出来る検査なのか、その説明があるかを確認します。その情報、絶対知りたいですよね。
また、その会社がHIV検査キット以外にどんな事業を行っているのかも見ます。検査キッ ト以外にも、医療機器で実績があるとか、大手の病院と業務提携しているとか、医療研究機関と共同開発しているなどの情報も参考になります。
医療、健康に関する業務全般を広く手がけ、実績を残している会社は世間に認知されているはずです。そんな会社が販売する検査キットなら信用できると思いました。
そして検査キット利用者の声、コメントも参考にしました。実際に検査キットを使ったユーザーの声を公開しているホームページは、それなりに信用出来 ると思いました。
以上のように、検査キットの信頼性についての説明が十分かどうか、まずそれをホームページ上でチェックします。今まで述べてきたような、登録衛生検査所、検査方法、事業内容、これらを見て行くと検査システム全体の信頼性も見えてきます。
いくら検査キットの単体が信頼出来て、検査方法が優れていたとしても、検査システム全体の信頼性が高くなければ安心出来ません。例えば、私たちが送り返した検体(血液や尿など)が、他人の誰かと間違われてしまったり、入れ替わったりしたらどうしますか?
それはとんでもない大きなミスで、場合によっては取り返しのつかない大事に至る可能性だってあります。ミスの原因が初歩的なポカミスであったとしても、被害は甚大です。絶対にあってはならないミスです。
この検査システムの管理面の信頼性を調べるのはとても難しいことです。各社のサイト情報から、その会社が信用出来る会社かどうか、ユーザーを大事に思っているかどうかで判断します。
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2.検査キットの使用方法が明確に説明されているか確認する。
結論から言うと、検査キットの使用方法は実に簡単で安全です。何も心配は要りません。なぜ私がそう言い切れるかと言えば、実際に使ってみたからに他 なりません。「検査キット使用体験記(HIV編)」に詳しく写真つきでレポートしてあります。
しかし、私だって使う前は不安もあり、心配もありました。どうやって自分の血液を採取するんだろうか。痛くないのだろうか。衛生面は大丈夫だろうか。誰だって初めて使う人なら同じ心配をするでしょう。それが当たり前です。
だからこそ、検査キット販売会社はユーザーのこの不安、心配を解消すべく、検査キットの使い方を分かりやすく説明するべきです。それも、購入前に説明をしてもらわらないと、私たちは安心して購入することが出来ません。
この点も、各社のホームページを見比べると、ユーザーへの配慮が一目瞭然です。十分な説明もなしに、簡単で安心だから、さっさと購入しろと言わんば かりの不親切なサイトもあります。どう簡単なのか、なぜ安心なのか、具体的に説明してくれなければ私たちには分かりません。
以上のように、検査キットの使用方法を確認する目的は、使い方そのものを知ることではありません。その会社がどれだけユーザーを大事に思っているかを見るためです。その点では1番目の信頼性の根拠を確認するのと同じです。
結局、検査キットを使った「郵送検査」のシステム全体の信頼性を確認しようとすれば、その会社自体がどれほど信用出来る会社なのかを見るしか他に手段、方法がないのです。私たちは検査現場に乗り込んで直接確認することは不可能です。
検査キットを申し込んだら、後はもう全てをその会社にお任せするしかないのです。だから事前に出来ることは最大限、確認をしておくべきです。
これは余談ですが、私は以前、自分の会社のホームページを運営する仕事をしていました。ホームページにはその会社の経営理念、姿勢などがとても色濃 く出ます。ユーザーを大事にしない、自分かってな考えしか持たない企業は自分かってなホームページしか作れません。それは技術的な問題よりも、顧客起点の 発想かどうか、と言う姿勢の問題です。
だから、各社のホームページを見比べるとけっこう、そこから見えてくるものは多いのです。立派な判断材料となります。
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3.個人情報の保護がどう確保されているか確認する。
次のチェックポイントは性感染症(性病)検査キット利用者の個人情報の保護です。何と言っても、誰にも知られず、顔を合わせず性感染症検査が出来る、と言うのが検査キット購入の大きな動機のひとつです。
検査キット販売会社、各社のホームページを調べてみると、さすがにそれなりの考慮はどこもしていました。でも、全く同じサービスレベルかと言うとそうではありませんでした。例えば、検査結果の受け取り方法です。
個人を特定せずにweb上で検査結果を知らせる方法、メールや郵送で検査結果を知らせる方法、中には電話で知らせると言うのもありました。当然ながら、メールや郵送、電話では個人が特定されてしまう可能性大です。(と言うか、個人が特定されてしまいますね。)
私のお勧めはweb上での連絡です。これだとパソコンでも携帯電話からでも確認が出来、しかも全く個人情報を必要としません。コッソリ検査を受けて、コッソリ安心したい、と言う人には最適です。検査キットを使う最も大きな理由は匿名性にあると思います。
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4.ユーザーに対するサポート体制を確認する。
さて、4番目に確認すべき項目は、検査キットのサポート体制です。検査キットを申し込んでから、商品を受け取り、検体(血液や尿など)を送り返し、検査結果 を受け取るまで、この全ての工程が対象です。何か分からないことが出てきたり、ハプニングがあったとき、どんなサポートをしてもらえるのか、そこを確認し ます。
しかし、この確認は実際問題としてちょっと難しいのです。ホームページ上から全ては分かりません。確かに、質問を受けるコーナーの設置があったり、 お問い合わせ先としてアドレスや電話番号が案内されています。これは、ほぼ全ての会社のホームページで見つけることが出来ます。
問題は、その品質、サービスの程度です。例えば、分からないことがあってメールで質問したけど、2日も3日も経つのに回答が戻ってこなかったとしたら。これでは、いくら窓口を用意してくれていても、ちっとも有難くないですよね。
だから、サポート体制を知るには、実際にサポートを受けた人たちの口コミ情報を見るのが一番です。いいことばかりじゃない、悪いことも全部載ってる ような口コミサイトがあればベストです。しかし、残念ながらそんなサイトは見つかりませんでした。
仕方ないので、出来る限りの情報確認をホームページ上からやってもらうしかありません。後は私の体験記をご参考にして下さい。⇒「検査キットの選び方(HIV編)」
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5.検査時間と商品価格を確認する。
番外編として、もう2つ確認事項を付け加えます。こちらもちょっとだけ気にしておいて下さい。
まず、性感染症検査に必要とする時間です。実は、私が最初に保健所でHIV検査を受けずに検査キットを選んだ理由のひとつはこの時間の問題がありまし た。
私がHIV(エイズ)検査を決心してから、最初に最寄の保健所に電話したところ、最短でも3週間先しか予約が出来ませんでした。ちょうど年末年始に かかったことも重なったのですが、保健所のHIV検査はいつでも自分の希望日と言うわけにはいきません。
それで、3週間も待てなかった私は、検査キットを購入しようと考えたのです。当然ながら、もし検査キットで結果が分かるまでに2週間もかかったら、 私は購入していなかったでしょう。それなら3週間待って保健所に行きます。
従って、HIV検査に必要な時間の情報は検査キットを利用する人にとってとても重要な情報のはずです。クラミジア感染症も梅毒でも同じです。申し込んでから、何日したら検査結果が分かる のか。しかし、この大事な情報がホームページにはっきり書かれていない検査キット会社もありました。
いつ検査結果が分かるのか、その肝心の情報が明記されていないのです。これもユーザー目線とは到底言えない、独りよがりの会社の姿勢が見えるよう で、そんな検査キット会社は私はあまり信頼できません。
検査キットの結果がいつ分かるか、ホームページに明記された検査キット各社の情報を見ると次のようになります。
検体(血液や尿など)が検査キット販売会社に到着してから、一番早い会社で1日後、遅いところで3日後となっていました。(輸入品を除きます)
このくらいの時間で結果が分かると言うことは、あなたがネット上でHIV検査キットの購入を申し込んでから、検査結果が分かるまで、およそ1週間と いったところでしょう。検査キット購入前に、必ず検査にかかる時間を確認しておいて下さい。もしも確認出来ないような会社なら、私はパスします。
さて、次に性感染症(性病)検査キット購入にかかる費用についてお話します。検査キット購入にかかる費用は、検査対象となっている病気によって変わります。また、同じ性感染症の検査でも、検査キット販売会社によって値段に差があります。
例えば、私はSTD研究所からHIV単体検査キットを購入したのですが、このお値段は税込みで4,935円でした。これに対して、1番安い他社の検査キットには2,500円と言うのがありました。ほぼ倍の値段ですね。同じ品質、同じサービスなら当然安い方を購入します。
でも、私がホームページ上で、今まで述べて来たことを考慮すると、2500円くらいの値段差は問題にならず、STD研究所のHIV検査キットを購入しました。高い、安いと言ってもこの程度の差なら信頼性を優先して迷いなくSTD研究所の信頼性を取りました。
その他、単体検査じゃなくて、複数の性感染症(性病)を検査出来る検査キットの購入費用も比べてみました。すると、各社であまり差はなくせいぜい2000円前後の差でした。大方の目安としては次の通りです。
◇単体検査 ¥2,500~¥5,000 ◇2種類検査 ¥6,000前後 ◇3種類検査 ¥8,000~¥10,000
◇4種類検査 ¥8,000~¥10,000 ◇6種類検査 ¥10,000前後 ◇8種類検査 ¥13,000~¥16,000
◇10種類検査 ¥20,000前後
以上のような値段設定になっていました。私としては、この程度の値段差であれば、安いと言うメリットは後回しにして信頼性第一で性感染症検査キットの選定をすることを強くお勧めします。
あと、単体検査の検査キットではなくて、検査出来る病気が複数セットになった複合型の検査キットについて一言申し上げます。もしもお金に余裕があるなら、それは検査項目の多い検査キットを購入すればいいです。その方が安心出来ます。しかし、そうは言っても予算の限界もあるでしょう。そこで、どの組み合わせを選ぶかは、選ぶあなたの事情によります。
例えば、HIV感染が心配で検査キットを選ぶとすれば、出来れば梅毒とクラミジア感染症はセットになっている検査キットが望ましいと思います。何故かと言えば、もしもHIVと梅毒の両方に感染していれば、梅毒の進行速度がかなり速くなり、病状も重くなるからです。しかも、保険所でもらった小冊子には、HIVと重複感染で一番多いのは梅毒だと書かれてありました。
また、HIVに感染していなくても、クラミジア感染症で性器に炎症があれば、今後HIVに感染する可能性は3倍から5倍くらい上がるのです。だから、保険所ではHIV検査を申し込むと梅毒やクラミジア感染症も無料・匿名で検査をしてくれるのです。
もうひとつ例を上げるなら、喉に腫れや痛みがある場合です。あなたがオーラスセックスでの感染に心当たりがあれば、クラミジア感染症と淋菌感染症の2つは必ず検査してみることをお勧めします。この2つの性感染症(性病)による喉への感染はかなり広まっているのです。
このように、あなたの症状、状況を考慮しながら、懐具合とも相談して、どの検査キットを選ぶかを決めればいいと思います。この選び方は、「検査キットの選び方(複合編)」でもまた説明します。
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以上が、性感染症検査キットを選ぶときの4つのポイントです。
1.検査キットの信頼性の根拠について明確に説明されているか確認する。
2.検査キットの使用方法が明確に説明されているか確認する。
3.個人情報の保護がどう確保されているか確認する。
4.ユーザーに対するサポート体制を確認する。
結局は、検査を任せても大丈夫か、信用出来る会社か、それを確認すると言う一言に尽きます。どうぞ、私の体験記もご参考にして、各社を比較検討して 間違いない選択をして下さい。
私は10社以上のHIV(エイズ)検査キットについて4項目を調べました。その結果、「これだ!」と思う検査キットを1つ選びました。それが「・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共用)
」です。これを選んだ体験記がこちらです。⇒「検査キットの選び方(HIV編)」。きっと皆さんが他の検査キットを検討するときにも参考になると思います。
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