陰性エイズが日本に上陸?

あなたは「陰性エイズ」をご存知ですか?今年の1月くらいから、中国の広東省を中心に広まっている感染症(?)です。

その症状はHIV感染の症状によく似ているのですが、HIV検査ではみな陰性となります。そこで「陰性エイズ」と言う名前が付けられています。

具体的な症状としては、リンパ腺が腫れたり、皮下出血があったり、発疹、白い舌苔が出るなど確かにHIV感染に似ています。

この件に関し、中国衛生局も調査を行いましたがHIVはむろん、新型ウイルスも見つかりませんでした。結局、HIV感染を過度に恐れるあまり発症した「エイズ恐怖症」と結論づけられたのです。

このときの中国衛生局スポークスマンの発表の様子がyoutubeで見ることが出来ます。こちらからどうぞ。

この中国当局の話もどこまでホントか怪しいのですが、ここまでは中国でのお話でした。

ところが、最近になって日本にも陰性エイズの感染者がいることが分かりました。夕刊フジが直接日本人感染者2人に取材したとして報じています。

2人のうち1人は、海外の風俗で遊んだ20代の男性です。海外と言うのが具体的にどこかは明らかになっていません。

もう1人も20代の男性で、千葉のソープで遊んだときに感染したと言っています。相手の女性の国籍は不明だそうです。

この2人の症状はよく似ていて、全身に疲労感があり、発疹が出る、舌が白くなる、リンパ腺が腫れる、微熱や下痢が続くといった症状です。

HIVを始めとする性感染症の検査を受け、大きな総合病院で色んな検査を受けてみたけど全て異常なし。現在のところ治療法が見つかっていないそうです。

更に、お2人がネット上で自分達の情報公開をしたところ、都内、東北、関西などから10人ほど「私も同じ症状だ。」と言う人が現れたそうです。その多くは都内の風俗で感染したと言っています。

最初に登場した20代の男性はお二人ともコンドームは使っていました。そして遊んだ翌日から症状が出て、ずっと継続しています。

コンドームを使っても感染する、潜伏期間が短い、エイズに似た症状、そしてウイルスが見つからない。これが「陰性エイズ」と呼ばれている奇病です。

夕刊フジの記事では、日本人感染者が中国で感染したとは報じていないので、中国の陰性エイズと同じ感染症かどうかは断定できないと思います。

また、そもそも感染症かどうかもまだ明確ではありません。ウイルスが発見されていないからです。

日本人感染者の2人は、日本政府で調査するよう希望しており、どんな調査協力もすると言っています。何しろ現在のところ治療方法がないと言うことなので当然でしょう。

本当に新型ウイルスによる感染症で、コンドームをしても予防出来ないものなら、あっという間に広がる可能性もあるのではないでしょうか。

この陰性エイズの記事を読んでいて思い出したのは、「中国発エイズに似た奇病」です。

ちょうど1年くらい前にネット上でけっこう騒がれていました。何となくウヤムヤのうちに消えてしまった話題でしたが、今回の陰性エイズとのつながりはあるのでしょうか。

よく分からないことだらけなので、安易に不安をあおるような記事は慎むべきだと思う反面、本当に新種のウイルスなら対策を急ぐ必要があるとも言えます。

専門家のご意見をぜひとも伺いたいところです。

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