このページでは、性感染症(性病)の中から淋菌感染症について説明します。

こちらのグループサイトもどうぞ⇒「淋菌感染症(淋病)検査完全ガイド」

1.淋菌感染症とはこんな病気です

かつては淋病と呼ばれ、梅毒と共に性病の代名詞として患者の多かった性感染症(性病)です。

現在でも若い男性を中心に感染がいます。

クラミジア感染症と同様に、オーラルセックスの普及と共に喉への感染、喉からの感染が増えています。

定点報告では、クラミジア感染症に次いで感染者数が多い性感染症(性病)です。

◇平成14年(2002年)から平成28年(2016年)までの15年間 定点報告データ使用

淋菌推移

クラミジアと並んで感染者の多い淋菌ですが、なぜかこちらもクラミジア同様、減少傾向のグラフになっています。

医療現場からは減少している実感はないとの声をよく聞きます。

淋菌もまた咽頭感染が多く、しかも自覚症状があまり出ません。クラミジア同様、用心が必要です。

女性に比べて男性の感染者が圧倒的に多いのは、男性は顕著に自覚症状が出るのに比べ、女性には自覚症状が出ない場合も多いのが理由ではないかと言われています。

 

◇平成28年(2016年)における年齢層別感染者 定点報告データ使用

淋菌年齢

20代、30代の男性に感染者が多いのが特徴です。男性の場合は感染しているのに気が付かないケースはあまりありません。

オシッコをすると激しい痛みを感じます。

女性もまた若い世代を中心に感染者が多くなっています。

 

2.淋菌感染症の病原体

ナイセリア・ゴノローエと言う細菌。淋菌とも呼ばれます。

 

3.淋菌感染症の感染ルート

性行為感染、母子感染があります。

性行為感染と母子感染の2ルートがあります。

性行為感染では、オーラルセックスも感染ルートになります。

近年、オーラルセックスは完全に一般化して おり、喉への感染、喉からの感染、両方共に感染が増えています。

オーラルセックスの風俗専門店が大きな感染源になっています。

予防としてはコンドームの使用が有効ですが、オーラルセックスには十分とは言えません。

母子感染の予防には、妊娠中に検査を受けて感染が分かれば治 療を行い、母子感染を防ぐことが出来ます。

 

4.淋菌感染症の症状

症状が出にくく、気が付かないうちに感染が進んでいることがあります。

症状が出る場合には、感染後、数日で現れてきます。

まず男性患者の場合ですが、初期は尿道にかゆみや熱っぽさを覚えます。次に尿道から尿と共に膿が出て排尿時に痛みがあります。

普通はこの時点で気付くのですが。更にそのままにしておくと、尿道炎がひどくなって排尿困難や、排尿時の出血となります。

ここから更に進むと前立腺炎や副睾丸炎になることもあります。

一方、女性の場合には、おりものの増加、性器のかゆみなど、症状が少なくて軽いため、気がつかないことが多いのです。

病気が進行して膣炎や子宮頸管炎がひどくなると、異臭のする黄色い膿のようなおりものが出て気がつきます。

尿道まで感染が広がると、尿道炎を起こして排尿時に痛みがあったり、尿道から膿が出ます。

更に進行すると、子宮内膜炎や卵管炎を起こします。また、のどに感染すると痛みや腫れが出ます。

目に感染すると結膜炎を起こし、ひどいかゆみ、目やにの増加があります。

 

5.淋菌感染症の検査方法

男性の場合は尿検査、女性の場合は膣分泌物で検査を行います。

尿検査を行う場合には、初尿と言って、オシッコの出始めの尿を使います。

なぜなら、オシッコをすると尿道の細菌がオシッコといっしょに出てしまうのです。初尿以外の途中の尿では細菌が少なくて検出できない恐れがあります。

女性の膣分泌物は、カルボーターと呼ばれる長い綿棒のような器具で採取します。

喉への感染検査も、同様にカルボーターを使って喉の粘膜、分泌物を採 取して検査をします。

 

6.淋菌感染症の治療法

ペニシリン、テトラサイクリンなどの抗生物質を内服します。普通は1週間程度で治ります。

ただし、症状が消えてもホントに治っているかどうかは医師の判断によります。

自分でかってに治ったと判断して薬を止めたり病院に行くのを止めるのは危険です。

 

7.淋菌感染症の注意点

クラミジア感染症同様、オーラルセックスによる喉への感染、喉からの感染が増えています。

この喉を介した感染ルートでは、コンドームは万全とは言えません。

関連記事:「オーラルセックスはここまで・・・」

 

8.検査キットのご紹介

淋菌感染症を含む複合型の検査キットのご紹介です。

淋菌とクラミジアは共にオーラルセックスによる感染が広まっており、しかも喉への感染は自覚症状が出にくく、気がつきませんん。

でも、自然治癒することはありませんから、治療しなければいつまでも感染したままです。

従って、性器だけでなく喉への感染も同時に検査されることをお勧め致しますす。

また、クラミジアは淋菌と感染ルートが非常に共通しているため、こちらも同時検査することをお勧め致します。

*もっとも感染者が多く、しかも自覚症状が少ない性感染症です。
■STD研究所 STDチェッカー TypeP(男性用女性用
クラミジア・淋菌・クラミジア(のど)・淋菌(のど) やっかいな咽頭感染の検査も可能です。

*やはりHIVは一番気になるし、この際まとめて5種類検査。
■STD研究所 STDチェッカー TypeE(男性用女性用
HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎 代表的な5つの性感染症がまとめて検査可能です。

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