性感染症の動向(年齢層別)

このページでは、「性感染症(性病)の動向(年齢層別)」として、HIV/エイズ、梅毒、クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマの6疾患について、それぞれの感染者の年齢層をグラフから見ることにします。このグラフから、現代における性感染症(性病)の大きな問題点が見えてくるようです。

ここに掲載するグラフも、全て管理人が作成したものです。元データは厚生労働省がweb上で公開しているデータによります。それぞれ、平成20年(2008年)の全数報告、定点報告データによります。

全数報告⇒感染者、患者が全国の医療機関から漏れなく報告され、全数が把握されています。
定点報告⇒全国の970指定医療機関からの患者報告で、全数ではないため傾向しか分かりません。

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◇HIV感染者 平成20年(2008年)における年齢層別感染者 全数報告データ使用

グラフをご覧になってお分かりの通り、HIV感染者は20代、30代に集中しています。20歳から39際までに全体の67.6%の感染者がいます。しかし、50歳以上にも感染者は見られ、年齢層を問わず感染のすそ野が広いことが分かります。近年中高年のHIV感染者、エイズ患者は増加傾向にあるそうです。

なお、HIV/エイズに関して、もっと詳しく知りたい人は姉妹サイトをご覧ください、⇒『HIV(エイズ)検査完全ガイド』

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◇エイズ患者  平成20年(2008年)における年齢層別感染者 全数報告データ使用

エイズ患者の年齢層別のグラフをHIV感染者の年齢層グラフと比較すると、ピークが後ろ(高齢)にずれているのが分かります。これは、HIVに感染した後、エイズ発症までの潜伏期間が5年から10年と非常に長いことが理由だと思います。60歳以上のエイズ患者は、全体の14.4%にも上ります。これは、35歳から39歳の17.9%に次いで2番目にエイズ患者の多い年齢層になっています。

関連記事:「検査キット使用体験記(HIV編)」

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◇梅毒  平成20年(2008年)における年齢層別感染者 全数報告データ使用

梅毒患者は、男性の場合30代前半をピークとして、20代から40代まで広く感染者が広がっています。また、60歳以上にも全体の12.6%の感染者が存在します。女性の場合は20代前半をピークに、10代後半から30代に広く広がっています。男性同様、60歳以上にも感染者がいます。0歳から4歳までの年齢層に感染者がいるのは母子感染によるものと思われます。

梅毒感染者は近年増加傾向にあり、要注意です。またHIVとの重複感染も多い性感染症です。

関連記事:「梅毒」

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◇クラミジア感染症  平成20年(2008年)における年齢層別感染者 定点報告データ使用

クラミジア感染症はグラフを見てお分かりの通り、若い女性に感染者が多い病気です。20歳から24歳をピークに、10代後半から30代前半に集中しています。この定点報告以外にも厚生労働省の調査が行われており、その結果によればクラミジア感染症は20際から24歳の女性では16人に1人が感染していると推計されたそうです。性感染症の中では最も感染者が多い病気です。

関連記事:「クラミジア感染症」

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◇淋菌感染症  平成20年(2008年)における年齢層別感染者 定点報告データ使用

淋菌感染症は、20代から30代の男性に多い性感染症(性病)です。感染のトレンドとしては、オーラスセックスの一般化に伴い、喉への感染が広まっています。この傾向は男女を問わず若い世代に多く見られるそうです。

関連記事:「淋菌感染症」

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◇性器ヘルペス  平成20年(2008年)における年齢層別感染者 定点報告データ使用

性器ヘルペスは、女性では20代前半をピークに20代、30代に感染者が多くなっています。男性の場合は、30代前半をピークに、20代から40代前半まで広がっています。性器ヘルペスは治療によって症状が治ってもウイルスは体内に残り、免疫力が落ちたりすると、再発を繰り返します。そのため、50代、60代以降にも感染者が見られます。

関連記事:「性器ヘルペス」

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◇尖圭コンジローマ  平成20年(2008年)における年齢層別感染者 定点報告データ使用

尖圭コンジローマは、女性では20代前半、男性は20代後半をピークに20代から40代前半までに多く見られます。特に10代後半から20代前半の若い世代ほど女性感染者が多いのが特徴です。

関連記事:「尖圭コンジローマ」

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以上、HIV、梅毒、クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマの6つの性感染症(性病)について、それぞれ年齢層別の感染者数を見てきました。全体を通して言えることは、若年層、それも女性に感染者が多いと言うことです。

これは明らかに近年の若者たちにおけるセックス事情が色濃く反映されています。すなわち、セックスの低年齢化、パートナーの複数化です。

また、オーラルセックスの流行に伴い、クラミジアや淋菌などが、性器から喉へ、喉から性器へと感染しています。この他にもオーラルセックスで感染する性感染症は色々あります。コンドームなしで行うオーラルセックスには感染のリスクがあることを知っておいてください。

ご参考までに、私が使ったHIVの検査キット、そしてクラミジアや淋菌の検査キットをご紹介しておきます。保健所には行き辛い、病院はドクターハラスメントが怖い、もしもあなたがそう不安に思うなら、迷わず検査キットを使ってください。何より大事なことは、あなたが重症化の前に検査を受けることです。

*何と言っても一番気になるのはHIVです。私も使用しました。*

・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共用)
検査対象:HIVのみ

*女性用として一番使われている検査キットです。*

・STD研究所 STDチェッカー TypeF(女性用)
検査対象:HIV、梅毒、クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダ
HIV、梅毒は放置していると非常に危険です。その他の4疾患は女性に感染者が多い性感染症です。

*男性用として一番使われている検査キットです。*

・STD研究所 STDチェッカー TypeE(男性用)
検査対象:HIV、梅毒、クラミジア、淋菌
HIV、梅毒は放置していると非常に危険です。その他2疾患は男性にも感染者が多い性感染症です。

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