ここでは、性感染症と免疫機能の関係についてお話します。

人間の身体には無数の病原体が侵入してきたり、もともと常在していたりします。それでも私たちが普通に健康でいられるのは、ひとえに免疫機能のおかげです。この免疫機能が病原体をやっつけて健康でいられるのです。HIVに感染してエイズを発症するのは、まさにこの免疫機能が破壊されてしまうからです。

この免疫機能は人間なら誰でも持っている機能ですが、いつも完璧に機能する訳ではありません。何かの理由で機能低下になってしまうことがあります。その理由の1つが、化学療法です。何かの病気で薬を投与したことによって、免疫力が低下することがあります。

今回はその事例をネットで見つけたので記事にしてみたいと思います。

それは、B型肝炎についての記事です。B型肝炎は性行為で感染する病気で、性感染症の分類に入ります。病原体はHBV(B型肝炎ウイルス)です。日本にはB型肝炎のキャリア(感染しているけど発症していない人)が150万人いるとも言われています。このうち発症する人は10%程度で、あとの人は自分がHBVに感染していることにも気が付かないことが多いのです。

こういったキャリアの人たちや、またいったんはB型肝炎を発症して、治療でよくなった人が、薬の投与で免疫力が低下し、そのせいで劇症肝炎を発症すると言う事例が報告されています。その薬は、、関節リウマチなどで使用される免疫抑制剤メトトレキサートと言う薬です。

この記事のニュースソースはこちら⇒「B型肝炎・化学療法でウイルスが再増殖」

免疫抑制剤とは、人間の免疫機能を抑制する薬です。今までは免疫機能によって増殖が抑えられていたB型肝炎ウイルスが、免疫抑制剤によって増殖するために発症するわけです。従って、この理屈は何もB型肝炎だけに限りません。他の性感染症でもあり得る話で、トリコモナス症やカンジダ症などがそうです。

では、なぜせっかく人間が持っている免疫機能を低下させるような薬を使うのでしょうか。

免疫機能が、病原体をやっつける為だけに働いてくれている間は問題ないのですが、何かの原因で正常な細胞を攻撃してしまう病気があるのです。これを「自己免疫疾患」と呼ぶそうです。こんな病気には、免疫力を抑制する薬を使います。

専門的なことはよく分かりませんが、人間の身体はホントに不思議ですね。

*HIV・梅毒・クラミジア・淋菌など、気になる性感染症をまとめて7検査できます。私も使いました。

・STD研究所 STDチェッカー TypeR(男性用)
クラミジア・淋菌・HIV・梅毒・B型肝炎
クラミジア(喉)・淋菌(喉)

*気になるHIVや梅毒、それに不妊症の原因となる性感染症が12種類まとめて検査できます。

・STD研究所 STDチェッカー TypeT(女性用)
クラミジア・淋菌・HIV・梅毒・B型肝炎・ C型肝炎・トリコモナス・カンジダ
細菌性膣炎・ヒトパピローマウイルス(悪性型)
クラミジア(喉)、淋菌(喉)