尿道、副睾丸(精巣上体)、前立腺

これらがどこにあって、どんな働きをしているか、あなたは知っていますか?何となく名前は聞いたことがあるし、働きもそれなりにイメージはわくけど・・・

ハッキリとは知らない。そんなところではありませんか?

このサイトでご紹介している性感染症の中で、感染者が非常に多いクラミジア感染症、淋菌感染症になると、尿道炎、副睾丸炎、前立腺炎と感染が広がることがあります。

クラミジア感染症も淋菌感染症も自覚症状が薄い性感染症なので、知らない間にどんどん進行することがあるのです。

男性の場合は淋菌感染症は比較的自覚症状が出ますが、クラミジア感染症は感染しても自覚症状が出るのは50%、すなわち2人に1人です。

では、尿道、副睾丸、前立腺がどこにあって、どんな働きをしているのかを説明しましょう。

下の図を見ながら説明を読んで下さい。

1.尿道

尿道は膀胱(ぼうこう)から体外の出口までの通路です。男性の尿道はSの字状に屈曲しており、だいたい16cmから20cmと長いのです。

女性の場合にはまっすぐで幅が広く、長さは4cmから5cmしかありません。
また、尿道は男性の場合は尿だけでなく射精時には精子の通り道も兼ねています。

クラミジアや淋菌が尿道に感染すると尿道炎を起こします。オシッコのときに痛みがあったり、水のような膿が出ることもあります。

見た目の変化はあまりなく、亀頭が少し赤くなる程度で気がつかないこともあります。

2.副睾丸(精巣上体)

精子は睾丸で作られ、副睾丸(精巣上体)で一時的に保存されます。副睾丸で10日から20日ほど蓄えられてその間に成熟します。

副睾丸炎になると、痛みが出たり腫れて陰嚢が赤っぽくなります。また38℃以上の高熱が出ることもあります。

3.前立腺

前立腺の主な働きは生殖機能にかかわることです。あなたが思春期を迎えた頃から、テストステロンと言う男性ホルモンが働いて、前立腺液を分泌します。この前立腺液は精液の一部なのです。

前立腺の働きはもう1つあります。あなたの排尿、オシッコをコントロールしています。あなたの膀胱に尿がたまっても漏れないのは、尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)と言う筋肉が尿の流出をコントロールしているからです。

そして、前立腺内の平滑筋(へいかつきん)もまた尿漏れを防いでいます。従って、前立腺に異常があるとオシッコをもらしてしまうこともあります。

前立腺炎を発症すると、オシッコのときに痛みが出たり、残尿感やオシッコを我慢できなくなったり、色んな排尿障害が出ます。

あるいは性行為のとき、射精時に痛みが出ることもあります。

以上、尿道、副睾丸(精巣上体)、前立腺の役割がお分かり頂けたでしょうか。

そして、クラミジア感染症や淋菌感染症で各部が炎症を起こすとどうなるか、これもお分かり頂けたでしょうか。

副睾丸も前立腺も男性の生殖機能を持っているため、ここが炎症を起こすと男性起因の不妊症になることもあります。

クラミジア感染症も淋菌感染症も、自覚症状が出ないからと放置しておけば、あなたが気がつかないうちに感染が進み、思わぬ重症化のリスクもあると言うことを、覚えておいて下さい。

あなたに自覚症状がなくても、感染の可能性に思い当たる過去があるなら、ぜひ早期発見のため検査を受けることをお勧め致します。

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