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オーラルセックスは今やごく普通の愛情表現として広まっています。

でも、オーラルセックスの裏に隠れた怖さ、リスクをあなたはご存知ですか?

◇性風俗におけるオーラルセックスのサービスは増えている

私ごとで恐縮ですが、私は月に1回か2回、友人と飲みに出ます。九州の地方都市ですが、一応歓楽街はあります。むろん、都会の歓楽街に比べれば店の数も人の数も少ないです。

そんな小さな歓楽街に、いつの頃からかファッションマッサージ、ファッションヘルスなるお店が登場しました。

むろん、都会ではすでにお目見えしていたのですが、まさかこんな地方まで・・・。私はそう思いました。

さっそく、そのお店に繰り出した友人が、こと細かにサービス内容や料金を教えてくれました。

50分6千円でオーラルセックスがメインのサービスだったと話してくれました。

ソープよりも料金が安いので若い男性たちでけっこうにぎわっていたそうです。

それももう、10年以上も前のことです。しかし、現在では当時よりも確実に同じサービスを提供する店は数が増えています。

ハデな呼び込みこそやっていませんが、ネオン街を数十メートル歩く間に何件もかたまっています。

以上の話は風俗店の話ですが、今やオーラルセックスは風俗店の専売特許ではありません。

ごく一般の家庭にも普及しています。そして、オーラルセックスの普及は新たな性感染症の感染ルートを生みました。


◇オーラルセックスの普及実態調査

「性感染症 常識のウソ」(林 義人・生活人新書)にあるデータが載っていました。

2004年に岐阜大学の三鴨廣繁助教授らが行った調査があります。風俗とは無関係の一般女性122人にオーラルセックスの実態調査を行ったものです。

まず一般女性122人を年齢別に次の3つのグループに分けました。

●20歳未満

●20歳~29歳

●30歳以上

以上の3グループです。そして、それぞれのグループの女性に対してこんな質問を行いました。

「あなたがセックスのときに行っているオーラルセックスの頻度を次の4つから選んでください。」

1.毎回必ずオーラルセックスを行う

2.毎回ではないが、50%以上の頻度で行う

3.50%以下の頻度で行う

4.未経験

この4分類です。

さて、この調査結果はどうなったでしょうか。あなたもちょっと予想してみてください。

では、各グループごとの調査結果を見ていきましょう。

◇20歳未満の女性グループのオーラルセックス

20歳未満のオーラルセックス
図1.20歳未満のオーラルセックス

20歳未満の女性たちの間では、3人に2人が毎回必ずオーラルセックスを行うと回答しました。

50%以上の頻度で行うと回答した女性を加えると実に87%になります。いかにオーラルセックスがごく普通に行われているかを示しています。

◇20歳~29歳の女性グループのオーラルセックス

20歳から29歳のオーラルセックス
図2.20歳~29歳の女性グループのオーラルセックス

続いて20歳から29歳の女性グループにおけるオーラルセックスの実態調査結果です。

グラフのように、毎回オーラルセックスを行うと回答したのは36%、約3人に1人でした。50%以上と回答した女性と合わせると84%に達します。

◇30歳以上の女性グループのオーラルセックス

30歳以上のオーラルセックス
図3.30歳以上の女性グループのオーラルセックス

30歳以上のグループの年齢枠上限がはっきり分からないのですが、それでも必ず行う、50%以上行うと回答した女性の合計は56%に達し、過半数を超えています。

こして年齢層別にオーラルセックスの頻度を見てみると、確かに若い層ほど頻度が高くなっています。

しかし、30歳以上にも確実に広まっており、いかにオーラルセックスが一般的な愛情表現になっているか分かります。

最後にそれを確認する意味で、3つの年齢別グループを合計した全体のグラフを用意しました。

◇全グループ合計のオーラルセックス

全体のオーラルセックス
図4.オーラルセックスの全体像

もはや説明の必要はありませんね。全体の中でオーラルセックス未経験者はわずかに8%です。圧倒的に多くの女性がオーラルセックスを普通の愛情表現としてとらえています。

女性がこの結果ですから、男性は当然これ以上の普及率だと予想できます。

そして、今回の調査対象は性風俗とは無縁の一般女性です。オーラルセックスは性風俗の専売特許でも何でもないことが証明されています。

このデータは2004年のデータですから、現在はなお広まっていることが想像に難くありません。

◇オーラルセックスの普及による影響とは?

そして、このオーラルセックスの普及とともに、喉から性器の感染、性器から喉への感染が広がった性感染症があります。

代表的なものはクラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスの3疾患です。

喉を通しての感染は、「本番行為」をしない感染ルートです。

挿入しないからコンドームは不要とばかりにオーラルセックスを繰り返していると、知らない間に感染している可能性があるのです。

ちなみに、性感染症の専門書やネット上の相談コーナーに、オーラルセックスによる感染例が沢山出てきます。

「まさかぁ!自分は大丈夫だから!」

根拠のない自信と大きな勘違いは最悪の結果を招きます。くれぐれもご用心下さい。

先ほどあげた、オーラルセックスで感染が多い3疾患は、喉へ感染した場合には自覚症状が出ないか、目立たなくて感染したことに気が付かないこともあります。

知らずに放置しておくと、どんどん二次感染が広まります。

風俗で遊んでしまったら、念のために早めに検査を受けることをお勧めします。あなた自身のためでもあるし、あなたの大切な人のためでもあります。

ちなみに、自覚症状がなくても自然治癒することはありません。治療を受けない限り、感染したままです。

それから、最後に脅かす訳ではありませんが、大事なことをお伝えしておきます。

はっきり言って、クラミジアや淋菌が喉に感染した場合、それだけで生命にかかわるような大事に至ることはありません。(たぶん、ないです)

しかし、オーラルセックスによってHIVに感染したとなれば話は丸きり別です。一刻も早く治療が必要です。

「オーラルセックスによって、HIVに感染するのか?」

この質問もネット上で頻繁に目にします。それだけ心配になる人が多いということなのでしょう。そして、この質問に対する正解は、

「感染する可能性がある」

そう、感染することがあるのです。まず、私が保健所でHIV検査を受けたときにもらった小冊子には、はっきりとオーラルセックスでもHIVに感染します、と書かれてありました。

それから、公的な医療機関の公式サイトでは、どのサイトでも必ず「感染の可能性がある」、と書かれています。感染しないと書かれたサイトは皆無です。

更に、私が調べたHIV関連の専門書でも、全ての本に「感染の可能性がある」、と書かれています。

そして、最近になって、現役の性感染症医療にかかわる現役医師のブログで、実際にオーラルセックスによるHIV感染症例を診た、という記事を見つけました。

以上のように、オーラルセックスによるHIV感染はある、と言う認識を持つ必要があります。

むろん、感染確率は挿入による性行為感染に比べれば低いでしょう。

しかし、それは確率だけの問題であって、感染があるか、ないかと言えばあるのです。危険なことに変わりありません。

私の経験した範囲ですが、海外の風俗ではオーラルセックスはまず、やらない、やらせない、を徹底しています。

唯一、コンドームを使った場合のみOKの場合もありました。しかし日本の場合はほとんどがコンドームなしで大流行ですから、えらい違いです。

この記事を読んでもなお、オーラルセックスの危険さを信じないあなた。信じるも、信じないもあなたの勝手ですが、後で後悔することのないようにして下さい。

ちなみに、私は自分がHIV検査を受けた後はすごく用心しています。

別にオーラルセックスそのものが危険な訳ではありません。コンドーム使用の上で行えば感染リスクはかなり減るし、感染していないとハッキリ分かっている相手としかセックスしなければ大丈夫です。

危ないのは性風俗でのコンドームなし、あるいは不特定多数の相手とのオーラルセックスです。

繰り返しますが、あなたがある頻度で風俗や、風俗以外でもオーラルセックスを経験しているのならHIVを初めとする性感染症の検査を考えてみてください。

ただ、あなたに自覚症状がないから大丈夫だとは思わないで下さいね。

前にも書きましたが咽頭感染は自覚症状が出にくく、感染しても気づかないことが珍しくありません。

ご参考までに、私が使ったHIVをはじめとする性感染症の検査キットをご紹介しておきます。

保健所には行き辛い、病院はドクターハラスメントが怖い、もしもあなたがそう不安に思うなら、迷わず検査キットを使ってください。

何より大事なことは、あなたが重症化の前に検査を受けることです。

◇オーラルセックスによる咽頭感染を含めて8種類の検査がまとめてできます。

検査キットタイプ名 STDチェッカー TypeR(男性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/クラミジア/淋菌/
B型肝炎
クラミジア(喉)/淋菌(喉)
価格 ¥14,750+消費税
あなたへのオススメポイント 私もこのTypeRのお世話になりました。これだけ検査しておけばまず安心です。しかもかなりお得です。

検査キットタイプ名 STDチェッカー TypeT(女性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/クラミジア/淋菌/
B型肝炎/C型肝炎/カンジダ/
トリコモナス/細菌性膣炎/
ヒトパピローマウイルス/
クラミジア(喉)/淋菌(喉)
価格 ¥20,000+消費税
あなたへのオススメポイント 新しい出会い、新しい恋の訪れに、あなたとあなたの大切な人のために12種類まとめて検査。安心して前に進めるはず。

 

◇対象を絞り込んだ検査キットです

検査キットタイプ名 STDチェッカー TypeJ(男女共用)
検査対象の性感染症 HIVのみ
価格 ¥4,600+消費税
あなたへのオススメポイント はやり、何と言っても一番気になるのはHIVです。私もこれを使いました。いきなりエイズの防止に必須です。

検査キットタイプ名 STDチェッカー TypeN(男女共通)
検査対象の性感染症 クラミジア(のど)/淋菌(のど)
価格 ¥5,500+消費税
あなたへのオススメポイント クラミジアと淋菌のオーラルセックスによる咽頭感染の検査キットです。のどへの感染は、自覚症状が出ないことも珍しくありません。

 

◇一番多くの人に使われている検査キットがこちらです

検査キットタイプ名 STDチェッカー TypeE(男性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/B型肝炎/クラミジア/淋菌
価格 ¥9,200+消費税
あなたへのオススメポイント 男性用で最も人気があるキットです。一番気になる病気と、一番感染者が多い病気がセットになって、お得で便利なキット。

検査キットタイプ名 STDチェッカー TypeF(女性用)
検査対象の性感染症 HIV/梅毒/B型肝炎/クラミジア/淋菌/
カンジダ/トリコモナス
価格 ¥10,250+消費税
あなたへのオススメポイント 女性用で最も人気があるキットです。一番気になる病気、感染者の多い病気、女性が気になる病気がセットになっています。

私が実際に性感染症の検査キットを自宅で使用した体験記はこちらから
私の体験記はこちら⇒『性感染症、7種類の検査を自宅で体験』

では、あなたが1日も早く性感染症の感染不安を解消できるよう、お祈りしています。