淋菌、クラミジアなどの性感染症は咽頭にも感染します。

そして、

「性器感染より咽頭感染の方が治りにくい」

とも言われています。

でも、これって本当でしょうか?

今回は「咽頭感染の方が治りにくいのか?」と言う問題を取り上げてみたいと思います。

 

◇咽頭感染する性感染症たち

まず、性感染症の中で咽頭感染のあるものをおさらいしておきましょう。

日本性感染症学会の「性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016」によると、以下の性感染症が咽頭感染アリとされています。

●クラミジア

●淋菌

●梅毒

●単純ヘルペスウイルス

●HIV(日和見感染症として)

このうち、クラミジア、淋菌による咽頭感染が一番多いですね。オーラルセックスによる感染が広まっています。

まぁ、この「オーラルセックスによって広まっています」と言う表現も10年以上前からずっと使っているので、もういい加減賞味期限の切れた表現ではないかと思ったりします。

さて、これらの性感染症の咽頭感染で、やっかいなのがクラミジアと淋菌です。

なぜなら、どちらも感染しても症状が出ない、あるいはごく軽いことが多いからです。

つまり、感染に気付かず放置したままになることが多いのです。それゆえ治療が遅れ二次感染が広まります。

そしてこのクラミジアと淋菌の咽頭感染にはもう1つの問題点があります。

それは、

「性器感染に比べて咽頭感染は治療期間が長い。つまり、治りにくい。」

と言う問題点です。

 

◇ネットで見かけた疑問

つい最近のことですが、ネットの相談サイトに咽頭クラミジアのことを書き込んだ男性がいました。

男性いわく、

「ネットで咽頭感染の方が性器感染よりも治療しにくいと出ているが、根拠が全く分からない。」

「性器だろうと咽頭だろうと薬は同じように効くはずなので、咽頭感染が治りにくいと言うのは疑わしい?」

とまぁ、こんな感じの書き込みでした。

確かにこの男性が言われるように、ネット上では

「クラミジア、淋菌は性器感染より咽頭感染が治りにくい」

とする記事が多数見つかります。

しかし、なぜ咽頭感染の方が治りにくいのか、医学的な解説をしている記事は見つかりません。

だからこそ、この男性のように「その説は疑わしい」と思う人も出て来るのは分かります。

 

◇信頼出来る情報としては?

まず、ネット上の信頼性が担保されていない記事ではなく、もっと信頼性の高い記事を見てみましょう。

日本性感染症学会の「性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016」によると、以下のように記述されています。

●淋菌

『治療に用いる抗菌薬の有効性も、その移行性により罹患部位で相違があり、特に性器・咽頭の同時感染例では、性器の淋菌が消失しても、咽頭の淋菌は残存するという症例も少なくない。』

『淋菌では、咽頭感染は性器や直腸感染よりも除菌され にくい。』

 

●クラミジア

『性器に感 染したものに比べ、治療に時間がかかると報告されている。』

このように解説されています。

やはり咽頭感染の方が治療に時間がかかる、つまり治りにくいとしています。

ただ、残念なことに、同ガイドラインにおいても「なぜ?」と言う疑問に答える記述は見つかりません。

一方、「性感染症 STD」(南山堂)を見ると、この本にもクラミジア、淋菌の咽頭感染は治療に時間がかかると解説されています。

そして、この本でも「なぜ?」に対する答えは出てきません。

こうしてみると、

「なぜ咽頭感染は治療に時間がかかるのか?」

はっきりした理由は分かっていないのではないか、そんな気さえしてきます。

 

◇あなたが注意すべき点

先のネットに書き込んだ男性は咽頭感染が治りにくいとする説をウソではないかと疑っていましたが、そこは信じていいと思います。

確かにクラミジア、淋菌は性器感染より咽頭感染の方が治りにくいのです。

日本性感染症学会や権威ある専門書で解説されている以上、信ぴょう性は高いと思います。

むろん、どんな病気でもそうでしょうが症状に個人差はあります。中には咽頭感染が短期で治る人がいるかも知れません。

ここでの話はあくまで一般的な症例の話です。

その上で、あなたや私が注意すべき点を考えて見ると、

「咽頭感染の治癒判定は慎重かつ確実に」

これが大事だと思います。

何しろ、元々が症状の出にくい咽頭感染です。自分でもう治っただろう、なんて決めつけるのは危険です。

自覚症状から治癒判定は出来ません。やはり病院で完治したかどうか、検査してもらうことが必要です。

色んな人の体験記を読むと、病院によっては必ずしも治癒判定の検査をしないところもあるようです。

処方した薬を飲みきって下さい、とそれでお終いの病院もあるようです。

この薬を全部飲めば治ってるはずだ、と言うことなのでしょうね。

日本性感染症学会のガイドラインでは、クラミジアも淋菌も治療終了後、2週間~3週間後に病原検査(抗原検査)を推奨しています。

ぜひあなたも完治の確認をして下さい。医師が検査をしないようなら、あなたから検査を頼んでみて下さい。

そこで陰性になって、初めて心から安心出来るというものです。

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